テラーノベル
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毎日毎日
同じことの繰り返し
母さんは優しいし、
友達も沢山いる
そこそこモテるし、
他の人から見たら、シアワセな事
でも、俺には
全てが、
無意味に思えて、
色がないように見えて、
…どうしても、
シアワセと思えなかった
そんなとき、俺を慰めてくれたのは、
カッター
だった
らん
らん
無色な俺に、『赤』という色をくれた
…不思議と、
嫌な事が忘れられた
幼馴染と、二人だけの教室
いるま
…バレてしまった
らん
人が全然いない屋上
なんで、色をつけてるかを聞かれた
らん
いるま
いるま
いるま
いるま
らん
…気づけば、
全部話していた
いるま
いるま
いるま
らん
その日から、
色がなかった、俺の世界が、
美しく、
彩った
その日見た景色は、
確かに、綺麗だった
らん
らん
らん
らん
らん
らん
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