2話です!
話すこともないのでどうぞ💁🏻♀️❗️
数日後
文月 紗耶
…
文月 優
やっぱり、緊張するか?
文月 紗耶
まぁ…
文月 優
ごめんな…こんな思いさせて…父さんが何とか話を続けるから!
文月 紗耶
ありがとう…
数分後
廊下から歩いてくる音が聞こえてくる。
文月 紗耶
(やば、姿勢直さないと…)
足音が聞こえなくなり、襖の向こう側に数名の気配を感じた。
そして…
浅風 瀧
失礼致します。
若旦那を前に、後ろには威厳な顔をした 大旦那と優しそうな顔の大女将が居た。
文月 優
あ、どうぞどうぞ…
文月 紗耶
(お父さんの方が緊張してるんじゃ…!)
浅風 瀧
初めまして。「霜翠旅館」の若旦那、浅風瀧と申します。
文月 紗耶
初めまして、「透鈴旅館」の若女将の文月紗耶と申します。
浅風 瀧将
ところで、本当に後継として結婚という形でいいんですね?
文月 優
はい、娘と考えて決めたことですので…
浅風 瀧将
もう経営困難な状況なんだし、買い取られた方が良いのでは?笑
文月 優
い、いえ!先祖代々受け継いできた旅館は絶対に手放しません!
浅風 優子
でも、もし結婚したとして、本当に上手くいくの?
文月 紗耶
は、はい!必ず振興させてみせますので、どうか旅館を買い取るのだけは…
浅風 瀧将
…分かった。買い取らないでやる。
文月 優
…!ありがとうございます!霜翠旅館の方々には本当に感謝でしかないです…
浅風 瀧将
ただし!この代の次は誰が継ぐんでしょうかねぇ…
文月 紗耶
そ、それは…
浅風 瀧
大丈夫です、大旦那様。2人で何とかしてみせます。
浅風 瀧将
そ、そうか…しっかりと気を張れよ!なんせお前は今度から婿養子に入って透鈴旅館を継ぐんだぞ!
浅風 瀧
はい、もちろんです。
文月 優
どうか、うちの旅館を娘と継いでください!
文月 紗耶
お父さん、あんまプレッシャー掛けちゃ…
文月 優
あぁ、すみません…!無理に考え過ぎずでいいので…
浅風 瀧
いえ、良いんですよ。娘さんと頑張りますね。
文月 紗耶
(この人謎にすぐ承諾するけど、大丈夫なのかな…)
そしてついに… 政略結婚夫婦、旅館振興計画を始める!
2話はどうでしたか?
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