紬
あの女…。
絶対許さない。
10分後
陽太
はぁ。緊張したー!
紗良
もう。陽太ったら。
紗良
私の方が恥ずかしいよ。
陽太
だって、本当のことだから、吐き出さないと、爆発するんだよ~
紗良
なにそれww
陽太
あと、紗良のこと、救ってあげたかったから。
紗良
え?
陽太
俺、約束しただろ?
陽太
紗良のこと救うって。
陽太
あと、もう…
自殺すんな。
紗良
え?
陽太
俺、紗良のこと好き過ぎて、紗良が死んだら、俺も死んじゃうから。
紗良
なんか…。ごめんなさい。
陽太
ん?何で?
紗良
分かってなかったのは、私だった。
陽太
え?
紗良
陽太は、一生をかけて、私のこと守ってくれてるのに。
紗良
そんな人を見放すなんて…最低だよ…
陽太
あ!!また、悲観的になっているぞ
紗良のほっぺをいじる。
紗良
もう。痛い。
陽太
ごめん、ごめん
紗良
むぅ~
紗良がほっぺを膨らます。
陽太が笑顔になる。
陽太
もう。可愛すぎ!!
紗良
そんなに褒めないでよ🤭
陽太
あ~可愛い~!!
陽太
キスしたい!!
紗良
あ、ちょっと!そんなこと言わないで!!
陽太
何で?
紗良
私も一応、先輩だから我慢してるのに…。
陽太
え?嘘!!じゃあ、両思い?!
紗良
じゃあ、告白のお返事ということで、
陽太と紗良はキスをした。
紗良
こんな私だけど、よろしくね
陽太
うん!!
屋上の隅っこで…
紬
あいつ…
絶対に許さない…!