君は俺の＿｡

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

体中痛い痛い痛い痛い痛い痛い

駄目だ、みこちゃんに助けは求めちゃいけない。

そのまま俺は、死んだ＿。

＿＿＿。(ﾄﾞｸﾝｯ

＿＿＿＿。

最近よく「すち」という名前を口に出す

あの日俺が突然泣いた日から…

「あの人」が…「すち」？

いや、「すち」なんて知らない。

バタンッ(扉閉

ガラガラ(扉開

転校生…？

バタンッ(扉閉

俺、そんなに

ガラガラガラ(扉開

まただ。この声この顔頭が割れる…

「呪」

誰もがこの呪はなくならないものだと思っていた。

でも違う。

誰かの為に自分の命を捨てる。

自分の命を秤にかける時中々出来ない決断なのではないか？

呪を持つ者にとって不必要であるはずの薬を使う者はいるのだろうか？

もし使ってその後薬が効いてないとわかったらどうする？

大切な人の為に自分の命を捨てる

この薬こそが呪を無くす鍵になる。

そんな君にチャンスをあげよう

普通の人間に戻りたくはないか？

会えるさ

ただし条件がある

君が戻った時、君を知ってるいる人から君は忘れられる。

そのみことという人も

呪を解いたのは君が初めてだ

だから前例はない。

ただ二度と思い出せないという記録もない

君は

思い出してもらう自信はあるか？

…わかった。

別に思い出されなくても構わない

だって

君は俺の

生きる意味なのだから＿。