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屋上前 階段
茜
遊
遊
茜
茜
遊
そして私は呼吸を整えると 屋上の扉を力強く押した。
屋上
扉を開けると1人の女子生徒が 飛び降り自殺を図ろうと していた。
遊
???
フェンスの向こう側にいる 女子生徒は桃髪で褐色肌の 外国人のような姿だった。
彼女は私達を睨みつけると こう言い放った。
???
茜
遊
茜
???
???
???
茜
遊
遊
茜
遊
茜
茜
すると彼女は自らのネクタイを 外すと一方の端を輪っかにして 私に渡すと軽々しくフェンスを 乗り越えて行った。
遊
などと思っていたら 急かされたので網から輪っかを 引っ張り出し強く握り締めた。
???
茜
遊
???
ん?何か今、心が 通じ合った気がした?
茜
???
茜
???
茜
茜
私は両手でネクタイの輪っかを 持ってフェンスの内側から 下を覗き込んだ。
???
すると彼女は体勢を 崩してしまった。
???
彼女の体はグラッと傾き 重力に従い下へと 落ちようとしていた。
その時
茜
茜は片手でネクタイを 掴みながらもう片方の手で 彼女の手首をがっしりと掴んだ。
遊
私が持っていた輪っかの部分は フェンスの網に一気に 引き込まれた。
遊
その時に重力と引力が 同時に働き私の両手と体は フェンスが破れるほど 吸い込まれ密着した。
遊
茜
茜
茜
茜
なんと茜は漫画のような 勢いでその女子生徒を 元いた足場へと 引っ張り戻したのだ。
遊
そして、それに留まらず 茜は片手でフェンスを登り 放り投げる様に彼女を 私がいる内側へ連れ出した。
遊
茜
遊
茜
茜
遊
???
茜
???
遊
茜
遊
遊
茜
そして私はその女子生徒を 文芸部の部室へと 連れて行った。