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お幸せに。

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お幸せに。

2 - お幸せに。/桃青。

♥

2,141

2021年10月28日

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あの後、ころんは俺らの前から消えた。

Twitterも、YouTubeも、時は止まったまんま。

n💜

.....、ころ、ちゃ...ッ!ポロッ

s💗

ッ...、!なーく...ッ、

n💜

.......ころちゃん、ね...

n💜

ずっと、さとみくんのことが、好きだったんだよ...?

s💗

ッ、は....ッ?

r❤️

え....?

s💗

それ...、どういう...ッ!?

n💜

さとみくんが莉犬くんを好きになる前から。

n💜

莉犬くんがさとみくんを好きになる前から。

n💜

ずっと、ずーっと。

n💜

一目惚れだった...って、言ってた...ッ

s💗

.....ッ、

なんだ、ころんがいなくなったの、俺のせいじゃん...ッw

s💗

おれ、ころんのこと探してくる...ッ!

n💜

....行っちゃだめ。

s💗

...は、ッ?

n💜

さとみくんが行っても、ころちゃんが辛いだけだよ...ッ?

s💗

でも...ッ!

n💜

.....じぇるくん。

j🧡

ッ、!?なんや...?

n💜

ころちゃん探しに行こう...?

s💗

くそ...ッ!

結局何もできなかったじゃん...ッ、俺...w

r❤️

さと、ちゃ...ッ、

r❤️

おれ...、ね...ッ

r❤️

さとちゃんの隣は、俺じゃない気がするんだ...ッポロッ

s💗

は...、?

r❤️

はやく...ッ、行ってこい...ッ!ニコッ

s💗

.....、ごめんッ、タッタッタッタ....

r❤️

あーあ、やっぱ二人は引き剥がせなかったか...ッ、w

r❤️

お幸せに。

外は土砂降りの雨だった。

でも、俺は傘を差す暇なんて無かったぐらい必死だった。

今までずっと、背を背けてきた事実が痛いくらいにぶつかってくる。

いつからだろうか。

ころんが可愛いと感じるようになったのは。

前々から男か疑うくらい可愛らしい顔立ちだった。

リスナーの影響や、彼の元からの性格の良さで、

ここ数年でさらに可愛くなった。

いつしか俺は、ころんに恋心を寄せるようになった。

でも、俺らは所詮相方。

恋心なんて、許されるモノじゃなかった。

この関係を壊したくない俺は、

自分から逃げて、今日も知らないフリをする...。

はずだった。

『雨音が響いてますね。』

この言葉がわからないほど馬鹿じゃ無い。

あの時のころんは、俺もみたことのないくらい、

綺麗だった。

硝子みたいに透明で、

触ったら壊れてしまうような気がした。

俺から、消えてしまう気がした。

あの時、俺がころんを抱き締めていれば、何か変わっただろうか。

s💗

....、今更後悔しても遅いか...、ッw

今はころんを探す、それだけが俺にできることだった。

s💗

(ころんが行きそうな場所...、ッ!)

そう考えた時、ふっとある場所が頭に浮かんだ。

俺は無我夢中で、その場所へと走った。

s💗

ッ、はぁ...ッ

s💗

やっぱり、ここにいた...ッ

c💙

....、さとみく...ッ、

俺が向かったのは、俺ところんが、初めて会った木の下だった。

c💙

どう、して...ッ?

ころんが振り返った時、甘いシトラスの匂いがした。

ちからつきた。🙄

この後どーなったかはごそーぞうにお任せ。🤭💭

♡ 1000

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コメント

6

ユーザー

やば めっちゃ好きです!

ユーザー

桃青エンドですかーーー!!?!!? 前回切ないなぁ…とか思ってたら!! 最高すぎました…ありがとうございますっ!

ユーザー

ブクマ失礼します!

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