くーき
くーき
ハセ
くーき
くーき
ハセ
くーき
リド
朝の6時。本来はまだ誰も会社にいない時間にも関わらず、俺は仕事をしていた
リド
何がと言うと、家に帰えらず大量の仕事やエナドリと共に夜を明かした連続日数だ
リド
見たところ確実に20本以上はある缶を持参してるビニール袋に入れ、ゴミ箱に向かおうと顔を上げる
リド
外では、雪が降っていた
リド
下界では12月辺りに雪が降り始めるが、こちらは少し早い11月、早ければ10月の下旬から雪が降る
リド
今まであまり寒さは感じなかったが、雪が降ってると気づくといきなり寒く感じる
リド
数分後
リド
タイマーを2時間後の8時に設定し、アイマスクをして椅子にもたれ掛かる
リド
徹夜の疲労で、俺は直ぐに眠りにつくことが出来た
気づくと暗闇の中にいた
リド
先程椅子にもたれかかった記憶があるので、直ぐにこれが夢だと気づく
リド
まさか残業中はあまり効果のなかったエナドリの効果が出ているのだろうか
そんなバカな考えが思い浮かぶ
リド
最初は1本で済んだのが今は何十本も飲んでいることを思い出す
リド
ラークにも仕事は押し付けられるが、それはちゃんと俺の体力がある時に押し付けてくる
リド
リド
リド
なんも考えずボーッとしてると、ある事を思いつく
リド
※彼は疲れています
リド
そう思い横になったところで、目が覚めた
リド
ハズキ
シド
リド
寝起きで回らない頭で考える
リド
ハズキ
リド
リド
シド
リド
ハズキ
リド
シド
シド
シド
ハズキ
ハズキ
リド
シド
リド
ハズキ
シド
天使が1人もいないこの職場にも、一応教会のような部屋がある
リド
シド
リド
リド
手元にある書類に書かれている事と同じ札のかかっている扉の前に行く
リド
ハズキ
シド
リド
ハズキ
リド
ハズキ
ハズキは、どこか目が輝いているように見える。恐らく見回りが楽しみなのだろう
リド
リド
ハズキ
扉をくぐると、一瞬視界がグワンと歪む
気づくと、俺たちは賑やかな街の上に浮かんでいた
シド
ハズキ
自分の体が浮かんでいるのに、2人は物凄くテンションが上がっている
リド
楽しそうな2人を見て昔を懐かしむが、直ぐに今が仕事中だと言うことを思い出す
リド
そう言って浮かんだまま前の方に移動する
ハズキ
リド
2人は、最初の場所から1歩も動いていなかった
シド
リド
リド
ハズキ
シド
ハズキが、足を支点にぐるりと一回転する
そのままもう一回転行きそうだったのを、シドが止めた
ハズキ
シド
ハズキ
リド
リド
ハズキ
加減を間違えたハズキが、すごいスピードで飛んでいく
リド
慌てて追いかけ、どうにか捕まえた時には、ハズキの目は回っていた
リド
ハズキ
シド
ハズキ
リド
ハズキ
リド
シド
飛びながら、2人に見回りの説明を始める
リド
ハズキ
リド
ハズキ
リド
リド
リド
シド
リド
リド
ハズキ
リド
そう言いながら、資料と一緒に持ってきた2つの袋をだす
リド
ハズキ
リド
もう1つの方には、御札が入っていた
リド
シド
リド
そう言って、腰のベルトにつけている銃と棒を取り出す
ハズキ
シド
リド
ハズキ
リド
シド
そう言うシドとハズキのベルトには、何も付いていなかった
リド
ハズキ
リド
シド
リド
リド
ハズキ
リド
シド
数時間後
シド
リド
ハズキ
リド
リド
ハズキ
リド
シド
ハズキ
ハズキ
オフィス
ハズキ
リド
シド
リド
トイレ
リド
目の下が真っ黒なのにそんな感想を抱く俺の感覚は狂っているのだろう
リド
そう思いポケットから隈を隠すことにしか使わないメイク道具をだす
リド
目の前には、この隈の原因がいた
リド
リド
これはもういじめでは無いのか?
そう感じるが、これがこの世界では普通なので、恐らくこれを誰かに訴えたとして誰も俺の味方にはならないだろう
リド
リド
断れず、ひきっつった笑顔を浮かべる
リド
あいつがトイレから出ると同時に、肩の力が抜ける
リド
そう思いながら、化粧で隈を消してからオフィスに戻る
ハズキ
シド
リド
ハズキ
リド
シド
リド
俺はそう言うと、自分の仕事を進めるためパソコンに向かった
ハセ
くーき
ハセ
くーき
ハセ
くーき