アリス・リアリヴァ
私は弁明もできず
アリス・リアリヴァ
無実の…罪に問われて…
アリス・リアリヴァ
家族として…処刑された
アリス・リアリヴァ
…
アリス・リアリヴァ
許さない
アリス・リアリヴァ
同じ罰で償ってもらう!
アリス・リアリヴァ
…
アリス・リアリヴァ
心を強くもてアリス
アリス・リアリヴァ
悲しみの連鎖は私が…
アリス・リアリヴァ
止める!
アリス・リアリヴァ
王太子殿下お呼びでしょうか
アベル·フォンテーヌ
アリス!白状しろ
アベル·フォンテーヌ
調べはついているんだ
アリス・リアリヴァ
なんのお話でしょうか
アリス・リアリヴァ
私にはなんにも分かりはしません
アベル·フォンテーヌ
しらをきるつもりか!
アベル·フォンテーヌ
この恥知らずが!
貴族
私と王太子の仲を嫉妬したとして
貴族
やりすぎよ
アベル·フォンテーヌ
俺という婚約者を持ちながら
アベル·フォンテーヌ
男を連れているそうだな!
アリス・リアリヴァ
恥知らずなんて知らないし
アリス・リアリヴァ
不貞行為をしているのはあなた達でしょ
アリス・リアリヴァ
証拠はあるのですか?
アベル·フォンテーヌ
証拠なんて必要ない
アベル·フォンテーヌ
俺が正しいと言ったらみんな正しいのだ
貴族
アリスはあるのかしら?
アリス・リアリヴァ
ありますよ
アリス・リアリヴァ
ほら
アリス・リアリヴァ
あなた達が逢引している写真です
貴族
一緒に建物から出てきてるだけじゃない
アリス・リアリヴァ
いやいや
アリス・リアリヴァ
これは不貞行為でしょう
アリス・リアリヴァ
だって宿屋なんだから
貴族
適当なこと
アリス・リアリヴァ
あなた達には証拠がない
アリス・リアリヴァ
みんなはどちらを信じるのですか?
アリス・リアリヴァ
正しいものでも悪と決めつけられるのでしょ!
アリス・リアリヴァ
でもそうはさせません
アリス・リアリヴァ
みんなにこの写真あげます
貴族
気持ち悪い…
貴族
さいてーね
アベル·フォンテーヌ
それで勝ったつもりか?
アベル·フォンテーヌ
お前はそれ以上に不潔な罪に問われるんだ
アリス・リアリヴァ
またお得意の…嘘と証言ですか?
アリス・リアリヴァ
呆れますねぇ
アベル·フォンテーヌ
そうだ
アリス・リアリヴァ
…
アリス・リアリヴァ
「お前は家族思いだったよな?今この時リアリヴァ家に暗殺者を潜伏させている」ですか?
アリス・リアリヴァ
安心してください
アリス・リアリヴァ
もうそのリアリヴァ家には誰もいません
アリス・リアリヴァ
秘密の別荘に全員避難してもらっております
アベル·フォンテーヌ
くそっ
ユーリア·フォンテーヌ
そこまでクソ野郎だったとはね
ユーリア·フォンテーヌ
お父さん…僕の身体が弱かったのは兄であるアベルのせいだったようだよ
王様
アベルをとらえろ!
アベル·フォンテーヌ
うあああッお許しください
アベル·フォンテーヌ
ッ
アリス・リアリヴァ
それでは…