【BL】桃黄 後編②
初見の方は前編、中編、後編①がすでに投稿されているのでよければそちらからご覧ください🙌🏻
地雷、理解のない方はUターンお願いします!
※今更ですが捏造大ありです
𝚜𝚝𝚊𝚛𝚝
桃 side
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
桃
黄
桃
この通り、俺は
黄さんにどうにかして心を開いてもらおうと
スキンシップを多めにとるよう心がけている。
黄
桃
余裕そうな表情を作っているけれど
実はかなり我慢している、なんて
黄さんが知ったら一体どう思うんだろうか……笑
黄
黄
桃
仕事中も
黄さんのことを考えてた……
なんて口が裂けても言えない
黄
桃
桃
黄
とはいうものの
ちゃんとハグしてくれる黄さんが愛おしいだなんて
もしかしたら重症なのだろうか
桃
桃
黄
桃
黄
桃
俺らしくない弱々しい声は
この沈黙に呑まれ、消えていってしまった。
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
最初見たときは
俺が気に入っただけだと思っていたのに
黄さんを知れば知るほどに
惹かれている自分がいる。
これはもしかして……
いや違う。これは恋なんかじゃない
そう自分に言い聞かせて今日はもう寝た。
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
黄
黄
黄
桃
黄
黄
桃
黄
桃
黄
桃
黄
黄
桃
黄
桃
黄
桃
黄
゚*.。
黄さんの心臓はどくどく脈を打っていて
黄さんはとても温かく
居心地が良かった。
そして
俺が若頭だからといって怖がることもなく
媚を売ることもなく
普通に接してくれて
ツンデレ気味だけど
最近心を開いてくれている感じがする。
……こんな感じで気づけば黄さんのことを1日中考えている
「 "恋"は人を弱くする」という感覚を
初めて味わったような気がした。
黄 side
桃
黄
桃
黄
桃
黄
桃
黄
なぜこんな状況になったのか
遡ること数分前
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
桃
黄
桃
黄
桃
桃
黄
桃
黄
桃
黄
黄
桃
黄
黄
桃
黄
桃
桃
黄
桃
黄
桃
黄
桃
黄
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
そんなこんなで
「くん」付けで呼ぶことになってしまった
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
〉お前がいなきゃ…
〉お父さんは死ななかったのに…!
〉ばいばい。
〉お母さんもう耐えられないみたい
黄
黄
桃
黄
黄
昔にあったことを夢にみただけなのに
ぼくはそんな酷い顔をしていたなんて
思いもしなかった。
……忘れたいけど忘れられない思い出。
桃
黄
黄
桃
黄
桃
まだ呼び捨てで呼ばれることは慣れない。
…けどこの胸の鼓動はなんだろうか。
桃さ……桃くんと一緒にいると
脈を打つスピードが早くなる。
…………さすがの僕でもわかった
きっと僕は
桃くんに恋をしている_
もうこれ次回で終わるか分かんない笑
おまけ(今の時点で構想練ってあるほど書きたい)込みで後2~4話で完結かな…
あくまでも短編の予定だったから妥協と省略を繰り返しちゃって自分の理想とはちょっと離れた完成度です…いつか修正します🙌🏻
そしてもう短編じゃないじゃん!って感じなんですけど書けば書くほど気持ちがノッちゃってつい長くなっちゃうんですすいません…
後書き長くてすいません🙇🏻️
おつもも!