今日は初日ということもあり授業はせず教科書やワークを配る作業でお昼を迎えた
雛
あー!お昼!✨
祐也
ねーねー!雛ちゃん!お昼一緒に食わないー?✨
雛
あっ食べる食べる!✨
貴先輩
…あーれ?約束が違うんだけど。笑笑
雛
あ、貴先輩…///
ついつい、後ろから抱きしめられたのを思い出してしまった、…
貴先輩
ふふ、俺とのお昼の約束…破っちゃうの、?
雛
…いえ、あ、3人で食べましょうよ、!✨
貴先輩
……やだ。
貴先輩はずるい。
ほっぺをプクッとふくらまし、私の袖を可愛く握った
雛
んー……/////
貴先輩
……でも、いいよ、やっぱり祐也くんも一緒に食べよ。
祐也
あ、いいんすか?
貴先輩
うん、一緒にいたらわかるだろうし。笑笑
雛
(…?)
雛
(気が変わったのかな。
分かるだろうしって…どういうことなんだろう…。笑)
分かるだろうしって…どういうことなんだろう…。笑)
私と祐也くんと貴先輩は屋上に向かって、なぜか私を2人は挟んで座った。
雛
…お腹すいたぁ…!✨笑
祐也
雛ちゃんはお昼自分で作ってんの?
雛
うん!そう!✨
まぁ、下手くそだけどねぇ…。笑
まぁ、下手くそだけどねぇ…。笑
貴先輩
へー見せて見せて。笑
私がパカッと蓋を開けると2人が目を光らせた
祐也
すご!!!めっちゃ美味しそうじゃん…!!!✨✨
祐也
俺、尊敬しちゃうよ。笑
祐也くんがこんなに褒めるもんだから、顔が熱くなっちゃった
雛
…そんなに褒めないでよ、…/////
貴先輩
……………
貴先輩
これ、食べよ。笑
貴先輩は私のお弁当の卵焼きを取りひょ言っと口の中に入れた
雛
あっ…、!
貴先輩
うわー!すげーうまい!!✨
貴先輩
よく作ったじゃん。笑
雛
ふふ、そんなにですか?笑
貴先輩
………俺の場合照れないんだね…(ボソッ)
雛
なんですか?
貴先輩
別にただ、…
貴先輩はそっと近づき私の耳に手を当てた
貴先輩
………祐也くんにとられたくないって思ったんだよ
雛
ええっ…!?ど、どういうことですか!?///
貴先輩は私の反応に満足だったのか、どうだと自慢するかのように笑った。
祐也
なに、何話してたんすか!?笑
貴先輩
別に。ねぇ?笑
雛
は、はい…/////
祐也
…ふーん。笑
私達はお昼ご飯を食べ終えた
貴先輩
じゃぁ、そろそろ戻りますか!✨
雛
そうだね、あ、祐也くんこのあとなんかあるっけ?
祐也
えーと確か…普通に話し合いとかじゃない?笑
雛
あっ…あ、話し合い…
祐也
ん?どしたの?
雛
いや、…まだ、友達女の子出来てないし、一人ぼっちだなぁって…、
祐也
あ、じゃぁ俺といればいいじゃん。笑
祐也
俺と一人ぼっちだし。笑
雛
えっ、!祐也くんいいの!?
祐也
うん、いいよ。笑
祐也
…それに、雛ちゃんといると楽しいし。笑
雛
ありがとー!!✨
雛
すごい嬉しい!!✨
貴先輩
………グイッ
雛
ひゃっ、…
腕を引っ張られ私は貴先輩に抱きついてしまった
雛
あ…え、?/////
貴先輩
ねぇ、俺と今日一緒に帰らない?
雛
いや、…んー、…/////
貴先輩
ふふ、帰りたくない?笑
雛
そういう訳じゃ…/////
貴先輩
じゃぁ、どういうこと?
顔を近づけ貴先輩が見つめてきた
それだけで胸が張り裂けてしまいそう…
貴先輩
言ってくれなきゃわかんないんだけど?
雛
……貴先輩が、抱きついてきたりするから…/////
貴先輩
じゃぁもうやらない。それなら帰ってくれる?
雛
…はい、わかりました、…//
貴先輩
ふふ、じゃぁ図書室で待ってるね。笑
コクっと頷くと大きい手で私の頭を撫でた
貴先輩
じゃぁ、俺。先に行くから!お昼うまかった!ありがとう!✨
頭を撫でられた時の感覚がまだ残っている
私はそっと撫でられた部分を自分の手で重ねた







