愛
愛
愛
愛
愛
菊
ガチャっ
フェリ
ドアが開いて その先にいたのはフェリ君だった。
菊
前まで、あだ名で呼んでいたのに。
今ではフルネーム。
菊
フェリ
ぎゅぅぅぅっ
フェリシアーノ君は、走って、私のところまで来たと思ったら、 私の事を抱きしめた。
強く強く、抱きしめた、
菊
なんで、
なんでいつも助けられてしまうんだろう。
フェリ
菊
フェリ
菊
フェリ
アーサー
アーサー
フェリ
本当のことを知って、 アーサー先生への恐怖心なんてなくなり
いじり出すフェリ君は、子供のように見えて…
かっこよくて、可愛い。 どっちも兼ね揃えているなんて、
フェリ
ちゅっ
菊
いきなりのキスに、情けない声を出してしまった。
菊
フェリ
フェリ
なぜか、フェリ君が照れて言う。
アーサー
フェリ
フェリ
アーサー
菊
顔を赤くして、頬を隠す菊さんでした…
それから約2ヶ月が経った
いじめっ子はもちろん退学。
それでも、いじめは無くならなかった。
なんなら、エスカレートしていくばかりだった。
菊
それなのに、フェリ君はいない、
あのことがあってから、 「僕のことは守らなくていい。僕が菊を守る。」そんなことを言っていたのに
トコ…トコ…トコ…
菊
菊
菊
確かに言った。友達って。
なぜ、私とあの子が友達だと思えるのでしょう。
あれだけ酷いことをされて友達なわけないのに。
恥さらし…、?一体何をするの、
菊
菊
さっきからどこを探したって、フェリ君が見つかりません…!
菊
他の子と仲良くなったの…?
ずっとそばに居たフェリ君。
四六時中一緒にいたのに…、
菊
フェリ君がいないと何も出来ないなぁ、
フェリ
フェリ
菊
菊
菊
菊
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
寂しい、けれど寝る時また会える。だから本音は隠して、
菊
菊
菊
フェリ
目を大きく見開いて、 笑顔で喜んでくれた。
菊
菊
フェリ
そしてとっくに2日が経った。
今日は発表の日。 1位に選ばれた作文を持ってきていた。はずだった。
菊
ない。
ないんだ。
発表する作文がない。
何回もあるか、確認をしたというのに…ッ、
菊
菊
そして、 ビリビリに破かれた紙を見せた
その紙をよ~っくみると、菊という名前がかいてある。
菊
恥さらしにするって、こういうことだったんだ、
発表まで残り10分。 思い出しながら書き直す時間なんてない。
菊
パチパチパチ👏
大きな拍手が響き渡る
作文がないなんて言えない。
いきなり体調不良だなんて言えない
それなら、発表するしかない、!
菊
菊
菊
菊
ざわざわざわ…
この体育館にいる人全員が、ざわめき出す
作文は見ながら発表しないのか。
そんな会話ばかり
菊
そう。この内容は作文に書いた内容じゃない。
完全に、今作りだしては、言葉にしている状態。
菊
菊
菊
菊
それから次々と話していった。
菊
パチパチパチ
次は、始まりのような大きな拍手とは違う。
その何倍も大きくて、皆が涙を流しているんだ。
菊
菊
菊
持ってきていたのは原稿ではなく ただの白紙だった。
菊
そして、 は、大失敗。
原稿もなく、話すこともなかったんだろうね。
そんなことがあった冬。
その後、フェリ君のいる会議室へ向かった。
来てみたけれど、フェリ君はまだ会議をしている
菊
菊
ドンッ(壁ドン
短いくせに、 ♡100要求してごめんね!
続き ♡100
コメント
7件
ヘタリアにハマって良かった........😢
初めてヘタリア読んでみようと思ったんですけど読んでいくにつれ文章が上手で引き込まれてって少し泣いてしまいました!本当に読み始めたばかりの人が言っていいのかわからないんですけど!わたしはこの作品が大大大大好きです‼️続きを読めるのを楽しみにしています! 長文失礼しました!