俺達は藤林の好きなカステラをもって思い出の場所に向かった
金田
なんか。薄暗いからちょっと気味悪いな。

柳澤
まぁ、去年は日曜日だったから昼に行ったしね。

柳澤
近藤、お前ほんとに道覚えてんだろうな。

近藤
おうよ、任せとけよ。てか、道、早く覚えろよ。

金田
あ、黒猫。

柳澤
なんか、やっぱり不気味だな。辞めないか?今日は。別に今日じゃなくたって、、、

近藤
お前、それでも藤林の親友だったのかよ。

金田
そうだよ。ちゃんと行って反省するのが俺らの役目だろ。

金田
まだつかないのか?近藤。

近藤
もうすぐだ。ちょっと休もう。

近藤
おれ、そこの奥でトイレ行ってくるから、ちょっと2人そこで待ってろよ。

柳澤
おいおい、大丈夫かよ1人で。

近藤
俺が1番この林のことを分かってるんだ。大丈夫大丈夫。じゃあ行ってくる。

近藤は頭をボリボリ掻きながら林の奥へと消えていった。
金田
あいつ、何か隠してる。

柳澤
なんでそんなこと言うんだよ。なんか根拠はあるのか?

金田
近藤、隠し事してる時頭を掻きながら歩く癖があるんだよ。

金田
俺、なんか不安だな。

金田
お、おい、柳澤急にどうしたんだよ!

金田
おい、、、!

金田は気づいたら頭を軽く鈍器のようなもので殴られた
可能な限り声を張り上げた。しかし助けを求めれるのもつかの間。
金田
んん、、、ここは、、どこだ?痛っ。

金田は起き上がろうとした瞬間頭がキーンと痛くなった。
金田
あぁ、、。とりあえず柳澤は大丈夫なのかな。俺の前でぶたれたよな。

柳澤
んん、、、。

金田
あ!柳澤!お前、大丈夫かよ!?

柳澤
あ、あぁ。頭を殴られたのだけ、覚えてるんだ。そんなことより、、近藤は!?

金田
あいつはトイレに行ったきり行方も状態も分からないんだ。無事なんだろうな。

金田
まぁ、見た限りこの狭い部屋には近藤はいないからな。とりあえず俺らはここを出ることに知識を振り絞ろう。

生活感のない部屋だった。真っ白の床とかべ。家具はない。あるのはただ1つ。壁に埋め込まれたテレビのようなもの。
金田
お、おい。あれ。モニターだろ?なにか指示でも出されるのかな。

柳澤
とりあえず俺らはこの何も無いところから生き延びることも考えないとな。

柳澤
あ、テレビついた。

これは今の時間なのか。それとも、タイムリミットなのか。
金田
あ、そう言えば俺、リュック。

金田
スマホとか藤林のためのカステラとか、あるはず!

柳澤
ナイス!

金田
あれ?カステラがない、、、?どっかで落としたかな?

柳澤
まぁ、スマホあるなら大丈夫だ!外部と連絡、出来そうか!?

金田
ダメだ、、圏外だ。

金田
そして今は午前4時半。あのモニターには23:50。減っていってるし。やっぱりタイムリミットか。

柳澤
やべぇよ。俺らもう死んじゃうんじゃないか!?

柳澤
やっぱり藤林は生きてたんだよ。

柳澤
俺らに復讐しようと思ったんだよ。だって俺らがあいつのこと助けれたよな!?俺達は見て見ぬふりしてただろ!

金田
藤林はそんなやつじゃないと思う。

金田
それに、あいつが落ちたところ、見ただろ?お前も。

その瞬間モニターから加工されたような音声が聞こえてきた。
?
今からあなた達には死のゲームを行っていただきます。

柳澤
は!?死のゲーム!?そんなのやってやるかよ!

金田
ここで逆らってもすぐに殺されるだけだ!なんてったって俺達は今不利な状況にいるからな。

?
壁からでてきた椅子に腰をかけてください。

金田
あ、あれか。俺ら、はぐれないよな、、、。

柳澤
俺たちだけだったら分からない。けど、他にゲームをする奴がいたら一緒だと、、、思う、、、。

?
では、また会いましょう。

金田
あぁ、また眠らされていたのか。うぉ、ここはどこだ!?

どこかの屋上だろうか。だがしかしここから落ちたら多分死ぬだろう。
金田
あっ、柳澤。良かったぁ。おい、柳澤。起きろ!

柳澤
んん。あっ。金田。良かった、俺たち一緒だった、、、、。

金田
他にも誰かいるみたいだな。

他にもそこにはツインテールのフリフリのスカートを着た女の子。
嫌味ったらしい顔をした七三分けの背の高い中年男性。
俺らとおなじく制服を着たポニーテールの女子がいた。
守沢
なんだなんだここはどこだ。俺を会社に戻せ。

原田
ここに居るのは私たち5人だけか?

真城
私こんなとこ怖い〜

金田
とりあえず、自己紹介はしときましょう、、!多分、協力しろってことですし。

守沢
なんだよめんどくせぇなぁ。俺は守沢だ。んなもん早く終わらせて早く俺は外に出たいんだ。

真城
私は真城です、、、。中学生ですが学校を、、少し休んでます、、、。

原田
私は原田だ。高校2年。空手部に所属している。

金田
俺は金田。高校2年生。よろしくな。

柳澤
俺は柳澤。高校2年。金田と一緒の学校で親友だ。

守沢
はぁ?なんで俺がこんなガキ集団の中に混じらなきゃいけねぇんだよ。

?
今から、ゲームのルールを説明します。

金田
いよいよ始まるのか。生き残ってこんなところ早く出てやる!

これは彼らが思うより冷酷であり残酷なものであった。