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お前が嫌いだ！

第14話 - ー体育祭編ー困惑

2025年09月12日

#オリキャラストーリー

#恋愛物語

#一次創作

千冬のセコム

谷口さん

どもどもー。

谷口さん

合唱コンの伴奏がとんでもない谷口さんです。

谷口さん

第14話です。体育祭中ですね。

谷口さん

最後に、投稿に関してのお知らせがあります。

谷口さん

それでは、START

莉杏

（…どうしよう。）

莉杏

（憐先輩に告白されちゃった…。）

莉杏

（そもそも、私なんかのどこ好きになったんだろ…。）

莉杏

（…まじでどうしよう…。どうすればいいんだろう…。）

アナウンス

休憩時間終了5分前です！3年生の皆さんは、出場準備をお願いします！

夢翔

…はぁ"ぁ"ぁ"ぁ"…ｯ

誠也

どうした？そんな溜息ついて。

夢翔

…。

誠也

ｯはぁ！？会長が櫻田に告ったぁｯ！？

誠也

いや…でも、前々から好きみたいな素振りは見せてたし…おかしくはないか。

誠也

んで、お前はそれを会長本人から言われたと。

夢翔

…そうだな。

誠也

…まさか会長、お前のこと敵視してるのか？

夢翔

確定でそうだと思うぞ。"莉杏のこと好きなのか"って聞かれたしな。

誠也

あの会長がな…。すごいな。

夢翔

…まぁ、"好きすぎて嫌い"って返してやったけど。

誠也

…はぁｯｯｯ！？！？

誠也

おまｯ、それｯ…！

夢翔

…まぁ、そういうことだな。

誠也

ｯお前、ツンデレかよ…。

誠也

…んで、今日告るのか？

夢翔

まだしねぇよ。どうせあいつのことだし、会長から告られてパニクってるだろ。

誠也

へー。"まだ"ってことは、いつかするんだな？笑

夢翔

…かもな。

誠也

（…何か、急に素直になり始めたなこいつ…。）

莉杏

（…1回、気持ち切り替えよう。）

莉杏

（このままだと、リレーに支障が出そうだからな…。切り替え切り替えー。）

ﾊﾟｧﾝｯ

莉杏

（お、始まった。）

凪

ﾀｯﾀｯﾀｯ

莉杏

（凪ちゃん速ｯ！？ぶっちぎり1位じゃん…。）

モブ

やば…やっぱ白風先輩美人すぎるだろ…。

モブ

運動もできるとか完璧すぎるだろ…。あんな美人と付き合えたらなー。

モブ

まぁでも、白風先輩って彼氏いるしな。

モブ

ｯえ！？まじｯ！？

モブ

まじまじ。確か…同じクラスの、露草先輩だったっけな？

モブ

うわぁ、まじかよぉ…。

莉杏

（あぁ、確かそうだったな。）

莉杏

（瞬先輩と凪ちゃん、婚約してるしね…。2人とも顔面がいいからもう尊すぎる…。）

アナウンス

続いて、第2レースです！

ﾊﾟｧﾝｯ

憐

ﾀｯﾀｯﾀｯ

モブ

やばーい、かっこよすぎない…ｯ！？♡

モブ

かっこいぃーｯ♡顔面良すぎるよねｯ…♡

モブ

ｯ待って今腹チラしたｯ！？！？

モブ

ご褒美すぎる見たいｯｯ！！！

きゃーｯｯｯｯｯｯ！！！

莉杏

（…すごい、黄色い悲鳴が…。）

莉杏

（…あんな人に告られたのか。改めて思った。やばいな。）

莉杏

（…あぁぁぁぁぁどうしようまじでぇぇぇぇぇ）

露伊

あれ、何か狼狽えてる後輩がいるー。

莉杏

ｯうわ！？

莉杏

って…香宮先輩と宙海先輩。

露伊

こんちわー。

水月

あら、こんにちは。お疲れ様ね。

莉杏

先輩たちも、学年競技お疲れ様です。

露伊

んー、ありがとね。

露伊

赤組が強すぎた…。まぁしょうがないわなー。

水月

まぁ、あとはリレーで結果が決まるようなものだしね。

莉杏

あはは、ですね。

水月

確か、莉杏ちゃん出るのよね？

莉杏

そうなんですよ…。まぁ、出るからには頑張りますけどね。

露伊

敵同士だけど、頑張ってねー。

莉杏

ありがとうございます。

露伊

んじゃーね。

水月

それじゃあね。

アナウンス

1位白組、2位青組、3位赤組でしたー！

莉杏

（あらら、うちの組3位なのか。まぁ、他の組も強かったしなぁ。）

莉杏

次は…借り物競走か。

莉杏

（確か、夏恋が出るはず。見なきゃだな。）

モブ

わｯ、私のハチマキ、受け取って貰えますかｯ…！？///

モブ

も、もちろんですｯ…！///

露伊

んー、青春だねー。

水月

そうね。甘酸っぱいわ。

露伊

はー…。でも俺今、そんなどころじゃないや…。

露伊

さっきの綱引きでめちゃくちゃ疲れたし、手が痛ーい笑

水月

まぁ、痛くなるわよね…。

水月

（正直、今かなり痛いもの…。）

露伊

…水月ちゃん、今手痛いって思ってるでしょ？

水月

…何よいきなり…。

露伊

んー？何か、手見てたからさ。赤くもなってるし、痛いのかなーって。

水月

はぁ…。人のこと、よく見てるわね。

露伊

…俺が見るのは、水月ちゃんだけなんだけどなー？笑

水月

ｯな…！

露伊

ふはｯ、反応可愛いー笑

水月

ｯうるさいわね…。

水月

って…貴方も手、赤くなってるじゃない…。

露伊

まぁ綱引きだから。しょうがないねー。

水月

…ハンドクリームでも塗りましょうか？

露伊

ん？

水月

ハンドクリームよ。持ってるから、貸してあげる。

露伊

ん、ありがとー。

水月

匂い付きだけど、大丈夫かしら？

露伊

平気ー。ちなみに何の匂い？

水月

ティーローズよ。そんなに匂いは強くないと思うわ。

ﾊﾟｶｯ

露伊

へー、めっちゃいいにo…

ﾇﾘﾇﾘ

露伊

…ん？

露伊

…み、水月ちゃん？何してんの？

水月

何って…。塗ってるのよ。貴方の手に。

露伊

いやいや、俺1人でも塗れるよ？

水月

？

水月

一緒に塗った方が、無駄遣いしなくて済むでしょう？

露伊

ｯ…

露伊

…たまーに天然かますよね、水月ちゃん。

水月

？

水月

何がよ？

露伊

（その天然で、こっちがどれだけ死にかけることか…。）

憐

…ふぅ。

憐

（1位になれてよかった…。この調子でいけば、優勝もあるかもだな。）

憐

（…少しでも、かっこいいところ見せなきゃだし。）

モブ

会長ーｯ！

憐

ん？どうしたの？

モブ

実は、白組で元々借り物競走出る予定だった奴が休みみたいで…。

モブ

もしよければ、会長が代わりに出てくれないかなぁって…。

憐

…うん、いいよ。僕は3年生の部で出ればいいのかな？

モブ

それで大丈夫っす！ありがとうございます！

お知らせリアルが中々忙しくなってきてしまったので、本作品の投稿を"毎週金曜日"→"2週間に1回"にさせていただきます。

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