その日は、いつもと同じように終わると思っていた。
ユウマ
またか…
ユウジ
だな…
ユウマ
まさか、ユウジがやったんじゃないよね?
ユウジ
はあ?なわけねえだろ!
ユウマ
ご、ごめん…
ユウマ
そろそろ寝るね
ユウジ
…ああ
ユウマ
気をつけて
ユウジ
わかったよ
ユウマ
おやすみ
ユウジ
おやすみ
p.m.1:13
ユウジ
…やっと寝たか、ユウマ
ユウジ
さあ、今日は誰をやろうかな♪
コツコツ
女性
…
ユウジ
…お、あそこにいい獲物発見!
ユウジ
ちゃちゃっとやっちゃお♪
コツコツ…
コツコツ
コツコツ
ユウジ
追いついた〜
ユウジ
ではでは
ユウマ
何やってるんだ!
ユウジ
ゆ、ユウマ、
ユウジ
寝てたんじゃなかったのか?
ユウマ
そんなことより、今何してたんだ
ユウジ
...
ユウマ
応えろ!
ユウジ
...
ユウジ
殺そうとしてただけだよ(*⌒▽⌒*)
ユウマ
お前…!
ユウジ
え?何がいけないの?
ユウジ
今、僕を動かしているのが僕。
ユウジ
それだけの話さ
ユウマ
は、はあ?
ユウジ
僕は君だ
ユウマ
何を言って…
ユウマ
…ハッ
ユウジ
思い出したかな?
ユウジ
君の体は、何人もの人を殺した
ユウマ
い、嫌だ
ユウマ
違う
ユウマ
違う違う違う違う
ユウジ
違くないさ
グサッ
女性
ウッ…
バタン
ユウジ
あーあ、
ユウジ
やっちゃったね♪
ユウマ
…やったのはお前だろ?
ユウジ
だーかーらー!
ユウジ
僕を作り出したのは君なんだ
ユウジ
君と僕は一心同体だろ?
ユウマ
や、やめろ
ユウジ
でももう、君は必要ないね
ユウジ
僕の体は、僕だけで十分だ
ユウマ
う、
ユウマ
…
ユウジ
これで邪魔者はいなくなった
女性
…
ユウジ
さて、どこに飾ろうかな〜!
そして2人は手を繋ぎ、歩き始めた。