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～教室～
ルカ
ﾄﾞｷﾄﾞｷ...
アルト
大丈夫？ルカ
ルカ
えぇ...ﾌｩ...
アルト
大丈夫だよ
なんかあったら助けるから
なんかあったら助けるから
ルカ
...ありがとうアル ﾆｺｯ
ｻﾞﾜｻﾞﾜ...
サナ
おはようございます
担任のサナ ウェールドです
担任のサナ ウェールドです
ルカ
よろしくお願いしますー！！
サナ
早速だけど1人ずつ魔力の図るから順番来るまで皆で話しててね
ルカ
...ふぅ...自己紹介...
(前世でのコミュ力の低さ...大丈夫かな...？)
(前世でのコミュ力の低さ...大丈夫かな...？)
アルト
おーいルカー！！
ルカ
アル！！
他の方の人のところに行かなくてもいいの？(町娘のリナの所とか)
他の方の人のところに行かなくてもいいの？(町娘のリナの所とか)
アルト
？だってルカが1人になるだろう？
ルカ
(ん？だってヒロインだよ？って思うのだか...)
私は置いておいて行きたい？
(シナリオなら行くはずなんだけどなぁ...)
私は置いておいて行きたい？
(シナリオなら行くはずなんだけどなぁ...)
アルト
いや？興味が無いからいいけど
ルカ
そう...
(んー？シナリオと違う...いいのか...？いや！良くないよ！推しカプをこの目で見られないなんて！！)
(んー？シナリオと違う...いいのか...？いや！良くないよ！推しカプをこの目で見られないなんて！！)
ルカ
でもアルももう少し色々な子と仲良くしてみては？
アルト
...なんで？
ルカ
えっ！？(えーとどしよ...)
ルカ
アルも友達は沢山いた方がいいかなぁって！
(我ながら嘘が下手！！)
(我ながら嘘が下手！！)
アルト
ふーん...そう...
ルカ
(あれー？何か間違った？！)
ルカ
アルが嫌ならいいのよ？！
アルト
ｸｽｯ 嫌じゃないよ
ほかの理由
ほかの理由
ルカ
ほか...？
アルト
ルカには分からないよ
ルカ
何で？！
アルト
鈍感だから
ルカ
んー？
(もっと分からない...)
(もっと分からない...)
アルト
ｸｽｯ
サナ
おーいルカさんー！
ルカ
あっ！はい！今行きます！
ルカ
じゃあアル、待っててね ﾆｺｯ
アルト
うん ﾆｺｯ
ﾀｯﾀｯ... ガチャ
ルカ
こっこんにちわ～
サナ
いらっしゃい
ルーちゃん
ルーちゃん
ルカ
ルーちゃん...？
サナ
覚えてないかー
あなたの父親の双子の姉のサナよ
小さい頃に何度か会ってるわ
あなたの父親の双子の姉のサナよ
小さい頃に何度か会ってるわ
ルカ
...！サナお姉ちゃん！
サナ
きゃー相変わらず可愛いのね～！ｷﾞｭｰ
もう小等部か...早いわね
もう小等部か...早いわね
ルカ
ﾌﾌｯ 大きくなったでしょ？
サナ
えぇ
サナ
本当にあなたは髪の色はお母さん似なのね
ルカ
そう...なの...？
サナ
えぇすごく似ているわ
綺麗なところとかねﾆｺｯ
綺麗なところとかねﾆｺｯ
私の母は体が弱かったらしく私を産んで亡くなったらしい...
ルカ
ありがとう......
サナ
ｺﾎﾝ じゃあ本題に入るわね
ルカ
はい！
サナ
まずは魔力を測ってもらう、
あと1番適正の魔法だけ知れるわ
あと1番適正の魔法だけ知れるわ
ルカ
(ふむ...これは確か全部平均だったはず...なら大丈夫ね！)
ルカ
分かりました！！
サナ
この水晶に手を当てて...ゆっくり意識を集中させる...
ルカ
ｽｩ...
...
サナ
よし！もういいわよ
えーと...
えーと...
ルカ
(ﾎｯ終わった～！！)
サナ
はい？！
ルカ
どうしたの？
サナ
ちょっとあなたこれ...
魔力平均の5倍はあるわよ...
魔力平均の5倍はあるわよ...
ルカ
(は？！またシナリオと違う！？)
サナ
...そこも驚きだけどあなた...代償は何なのかしら...
ルカ
代償？
サナ
そう
体に秘めている力が人より多い分何か代償があるのよ
体に秘めている力が人より多い分何か代償があるのよ
ルカ
(......！！)
ルカ
(それは過去、前世か殺される未来だろうか...どっちにしろ嫌だな...)
サナ
今は分からないか...
考え過ぎないでね
何かあったら言いなさいね
考え過ぎないでね
何かあったら言いなさいね
ルカ
分かった...
サナ
(何か分かるのだろうけど何も言えない感じね...
無理に聞くのは良くない...か)
無理に聞くのは良くない...か)
サナ
大丈夫だからﾆｺｯ
ルカ
ありがとう...ﾆｺｯ
サナ
ここで相談だけど実力は出しすぎちゃダメよ？
ルカ
元から出す気は無いよ
前世でよく分かっている... 実力はありすぎても意味が無い... 私の今世の目的は女の子と友達になることなのだから...
サナ
そう...アルトくんにも言わないの？
ルカ
...うん
サナ
そっか...何かあったら相談しなさいね
ルカ
分かってるよ
ﾆｺｯ
ﾆｺｯ
ルカ
...それより！適正の魔法は何なの？
サナ
えーとね
｢氷｣ね
｢氷｣ね
ルカ
分かった！アルトはもう終わってるの？
サナ
アルトくんはもうやってますよ
ルカ
そうですか
ありがとうございました
ありがとうございました
サナ
はい
キィ...
アルト
ルカ！
どうだった？
どうだった？
ルカ
ﾆｺｯ 平均だった ｸｽｯ
アルト
そっか
適正は？
適正は？
ルカ
氷だよ
アルト
おぉ！ルカっぽいね
ルカ
なんで？
アルト
何となく？
ルカ
ｸｽｯ
アルト
ルカっぽいよ
ルカ
ありがとうと言うべきかしら？
アルト
さぁ？
ルカ
ｸｽｸｽ...
ｺﾞｰﾝｺﾞｰﾝ...
ルカ
あらもう帰る時間？
アルト
そうだね
ルカ
じゃあ帰りましょう！
アルト
ﾆｺｯ
あぁ
あぁ
ルカ
ふんふんふーん
アルト
嬉しそうだね
ルカ
えぇ！初めての学園ですもの...！
アルト
良かったよ
ルカ
なにが？
アルト
ルカが楽しそうで
ルカ
ﾌﾌｯ
これからもよろしくねアル！
これからもよろしくねアル！
アルト
当たり前だよ
ルカ
ﾆｺｯ
いつまで続くか分からない幸せだけど 今、私は楽しめればいいなと思う
ルカ
(よし！抗ってみせるぞ～！！運命から！)
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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