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ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ....
c💙
さとみくーん！
s💗
ん、帰る？
c💙
うん！！
さとみくんの教室まで僕が迎えに行く。
これが僕らの日常だった。
c💙
あっ、ねぇねぇ、さとみくんに紹介したいとこがあるのっ！
s💗
お、どこどこ？w
c💙
はよ来て~！
s💗
はいはい。w
画像がなかった....💦
階段だと思ってください。🙇🏻♀️
s💗
おわぁ~、すげぇ。
c💙
でしょ~？ここから街が全部見渡せるの！
s💗
............、
c💙
綺麗だなぁ....~、
s💗
....ころん、
c💙
ん...？
s💗
.....綺麗だね。
c💙
うん、綺麗だね。((ﾆｺｯ
s💗
っ....、
c💙
...？さとみくん、？
s💗
あ、いやなんも...、
s💗
(そういう意味じゃねぇよ....)
c💙
んん~、暗くなってきたし帰ろっか！
s💗
....おう、
それから毎日ここに通った。
綺麗な夕日を二人で眺めて、沈み切ったら帰る。
それが僕らの癒しになっていた。
c💙
なんかね、僕ここにいると嫌なことも辛いことも全部飛んでいく気がする。
s💗
....俺も((ﾆｺｯ
最初は眩しかったのも、今ではもう慣れっこだ。
s💗
....ころん。
c💙
ん~？
s💗
....なんでもない。w
c💙
えぇ~？なんだよ~？w
c💙
....ねぇねぇさとみくん。
s💗
...？
c💙
僕らが出会ったのっていつだっけ？
c💙
何回目の春だっけ？
s💗
あー、中学2の春じゃなかったけ？
c💙
あれそうだっけ？w
s💗
覚えとけよw
c💙
さとみくんが廊下ではしゃいで先生に怒られてさw
s💗
そこは覚えてるんかい。w
c💙
何かと目立ってたよ~？
s💗
まじか。w
c💙
話してくれたのはいつだっけ？
c💙
いつの間のにかくだらない話しててさw
s💗
あー、そのせいで冷ややかされてさw
c💙
相合い傘書かれちゃったもんね。w
s💗
お前好きな人とか居んの？
c💙
なんで？
s💗
ん~？なんとなく？
c💙
.....いるよ...？
s💗
ふぅ~ん...
いつもなんもないように振る舞ってるけど、
頭の中はさとみくんだらけで、
『綺麗だね。』って言われた時も、
自分にじゃないって分かってるくせに嬉しかった。
c💙
っ、((ちらっ
s💗
ぽ~~...
c💙
っ、///
ねぇ、さとみくん。
ここに連れて来たのはさとみくんの横顔をずっと見てたかったからなんだよ。
僕とさとみくんの手は、あと10センチで触れちゃいそう。
偶然を装うって手を繋ごうと思ったけど、やっぱり無理だ。
残り10センチの勇気があったなら、
未来は変わってるのかな。
c💙
はぁ、
s💗
....ころん、
c💙
...？
c💙
なぁに？
s💗
明日、部活終わったらここで待ってて。
c💙
....うん。
ー 次 の 日 。ー
c💙
さとみくん...？
s💗
あのね、ころんに伝えたいことあるんだ。
c💙
なに...？
ぎゅぅ( 手 )
s💗
ころん、好きです。
s💗
俺と付き合ってください。
c💙
っ....！！
c💙
うそ....っ、
c💙
....ずっと、ずっと叶わないと思ってた。
c💙
なんか、夢みたいだなぁ...、((ﾍﾆｬ
s💗
っ...///
c💙
こちらこそ、よろしくお願いします...っ！！
s💗
はぁ...、
s💗
まじで可愛い...
c💙
へっ...！///
s💗
ねぇころん、キス、していい？
c💙
....うん...///
昨日まで、さとみくんとの距離は10センチだったのに、
今はもう0センチだった。
夕暮れに照らされる中、
僕とさとみくんの影がそっと重なった。
♡ 150 ~
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コメント
2件
ブクマ失礼しまぁぁす！
すちです( ⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷ωᵒ̴̶̷⸝⸝⸝)💗
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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