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鬼霧宗作
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リユ
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高校時代、先輩から振られた腹いせに、同級生で親友だったチカに塩酸を浴びせたミホ。
彼女はどこかも知らぬ場所で、究極の選択を迫られていた。
ユエ
ミホ
ミホ
ミホ
ユエ
ユエ
チカ
チカ
チカ
チカ
チカ
チカの包帯が痛々しい。
ミホ
口を挟もうとすると、ユエが顔を覗き込んできた。
その距離があまりにも近くて、ミホは戸惑ってしまった。
ユエ
そして、ミホから離れる際、ミホにしか聞こえないような声で呟く。
ユエ
ユエ
ユエ
ユエ
胸元の開いたドレスに、腰の辺りまでスリットの入ったロングスカート。
スリットから伸びたストッキングに包まれた脚が細く、その恍惚とした表情がやたらと妖艶に見えた。
ミホ
ミホはカウントダウンを続けるタイマーのほうへと視線をやる。
もう無駄に半分の時間が経過してしまっていた。
ミホ
聞く耳を持たないチカを相手に、しかし和解しなければならないミホ。
番組が提案した手段ならば和解できるが、しかし二者択一で塩酸を選んでしまったら堪ったものではない。
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
チカ
チカ
チカ
チカ
チカ
チカ
チカ
チカ
チカ
チカ
チカ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホは【A】の瓶を手に取ると、チカへと問う。
ミホ
チカ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
元より、チカを引き立て役として利用する気だったミホ。
利用するために相手のことを知るのは当たり前。
表向きは親友ではあるけれども。
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
今度は【B】のラベルが貼られた瓶を手に、同じようにチカに問う。
チカ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
ユエ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホ
チカ
ミホ
選ぶのは……もちろん【B】の瓶。
ミホ
ミホ
ミホ
ユエ
ミホ
ユエ
ミホ
ミホ
ミホ
ユエ
ミホ
ミホはそう返すと、瓶の蓋を開ける。
ユエ
ミホ
ミホ
ミホ
ミホは瓶を掲げると、中身を勢い良く自身の顔に向かってぶちまけた。