「ツンデレかよお前」
「アンタこそ.」
″ ツンデレ″ と言えば
だいたいが女の子じゃないですか?
でも、ツンデレなのは彼氏なんです!
″ ~ゆかと想~ ″
川合 ゆか
黒井 想
川合 ゆか
私はゆか.
イケメンでツンデレな彼氏は、想.
私はいつも想におねだりするけど
想の返事は決まってるんだ.
黒井 想
…ほらね.
想と出会ったのは2年前.
付き合い始めたのは1年前かな.
出会った頃は、想は
クールな人だと思ってた.
だって、私が甘えても反応薄いし
この前の1年記念の時だって
あんまり嬉しそうじゃなかった…。
でも私は負けないよ!
想がクールで冷たくても
別れるなんて考えられない.
でも~、ちょっとは
私に甘えて欲しい、とか
思っちゃったり…?
私の今日の最初のおねだりはキス.
想はたまにしかキスしてくれないから
もっとして欲しいんだ.
でも、想はちょっとだけのキスだけで
いいのかな…
やっぱり私がおねだりしても
「嫌だ」
の一言で終わっちゃう.
川合 ゆか
川合 ゆか
川合 ゆか
ちょっと怒って
こんなこと聞いてしまった.
恥ずかしくなって俯くけど
やっぱり想が気になって顔を上げる.
突然、キスされた.
でもなんかちょっと乱暴なキス.
怒ってるのかな.
キスはどんどん激しくなる.
怖くなって想の胸を押すけど
余計に強く抱きしめてくる想.
息がしづらい…
(ワガママばっかで、ごめんね想…)
するとまた突然、想が
キスをやめて体を離した.
想も私も、息があがっている.
想が私の顔に向かって
手を伸ばしてきた.
またキス?
と思って強く目を瞑る.
だけど想の指は私の頬に触れた.
黒井 想
黒井 想
あ…私、泣いてる.
今更気づいた.
想に返事がしたいのに
声が出ないから何回も頷いた.
すると想は大きな手で
私を抱き寄せて、話し始めた.
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
黒井 想
想の本音.
いつの間にか私は泣いていた.
ゆっくり背中をさすってくれる、
優しい手.
その手の本人は
やっぱりツンデレかな.
クールでいよう. って…
そんなこといらないのに.
想のイメージ、確かに最初は
クールだったけど
仲良くなって、付き合って
優しいところがいっぱいあるんだ
って気づいたんだ.
私も想のさりげない優しさに
惹かれたのかも.
川合 ゆか
川合 ゆか
川合 ゆか
川合 ゆか
川合 ゆか
川合 ゆか
川合 ゆか
川合 ゆか
川合 ゆか
川合 ゆか
それからはあんまり覚えてないな…
想と私は2人で笑って、泣いて.
ちょっとすれ違っただけなんだよね.
お互いに大好きなのは変わらないよ.
いつもありがとう、想
短編です!!🙌 読んでくれて📖 ありがとです!!😳 ぜひ他のも 見てみてください!!💓
コメント
6件
最高過ぎます‼️
よきき
安定のうまさですね(>_<)