コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あれから数ヶ月。
俺は、訓練と資料を読みまくった。
そうじゃなきゃ、他の奴等に追いつけない。
けど、武器ならどうにかなりそうだ。
開発はあれから進んでいる。
けど、このままでは、亡くなっていったバスター使い達と同じはめになる。
…新人も何人か入ったから、最下位ではないらしいが。
出来ることなら、強くなりたい。
ここでは、強さが威厳を示せる。
そういうところだ。
そんなことを考えていると、ドアを誰かがノックしてきた。
カメラで確認すると、輪火が気まずそうに立っていた。
輪火か…。
用はないはずだが…。
俺はひとまず、ドアを開けることにした。
バスター79(輪火)
顔を見ただけでわかる。
輪火は緊張していた。
バスター8(聖徒)
俺はことを早く済ませたくて、用件を聞くことにした。
バスター79(輪火)
クッキーか…。
訓練には支障のくる物だ。
俺にはいらない。
けど、一度でも味わってみたかった。
輪火の作ったもの。
貰うだけ、貰っておくか。
バスター8(聖徒)
輪火は嬉しそうに微笑んだ。
バスター79(輪火)
バスター79(輪火)
バスター79(輪火)
バスター79(輪火)
数枚入ってる、クッキーの袋を貰う。
バスター8(聖徒)
バスター8(聖徒)
バスター79(輪火)
沈黙が続く。
バスター79(輪火)
バスター8(聖徒)
俺はドアを閉める。
輪火のクッキーか…。
食べれるとは思わなかった。
俺は久しく感じた、胸が暖まるような、不思議な感情を感じながら、クッキーを見た。
ドゴンッ!
バスター8(聖徒)
廊下から何か音がした。
輪火か?
気になって、廊下に出ることにした。
すると、がらの悪い男2人が、輪火をしつこく話していた。
バスター8(聖徒)
俺は手前にいる、金髪の男を睨み付ける。
金髪のがらの悪い男
バスター8(聖徒)
じりじり寄ってきた。
金髪のがらの悪い男
金髪のがらの悪い男
バスター8(聖徒)
金髪のがらの悪い男
金髪のがらの悪い男
うざそうなヤンキー
100以上の奴等か。 どんな技を出すんだ? 戦略とその武器は独特と聞いたことはあるが。 ……まさか。性格もなのか?
…だが、素材が不足してるはずだ。
バスターは弱いはず。 かといって、新しい機能はあるはず。 あなどれない。
バスター8(聖徒)
バスター8(聖徒)
何かが鼻にきた。 それで俺は地面に尻をついた。
臭いじゃない。
何か……固いのが……。
バスター79(輪火)
金髪のがらの悪い男(157成木)
うざそうなヤンキー(158服部)
バスター8(聖徒)
なんだ…?鼻がおかしいぞ。
手で触ってみる。
手には、赤い何かが塗ってあった。
バスター79(輪火)
金髪のがらの悪い男(157成木)
成木は、輪火の髪の毛を引っ張った。
バスター8(聖徒)
俺は止めさせようとするが、服部が俺を蹴り倒す。
金髪のがらの悪い男(157成木)
ドスッ!
顔に何か、固いのがくる。
だりぃ…!
俺は右手に力をいれる。
女
声のする方へ見ると、ガタイのいい女がいた。
こいつは……。
金髪のがらの悪い男(157成木)
女
女
成木がおでこに血管をうかばせる。
やばいぞ…。
金髪のがらの悪い男(157成木)
金髪のがらの悪い男(157成木)
金髪のがらの悪い男(157成木)
女
女
ああ…。終わりだ……。 新人が…。
金髪のがらの悪い男(157成木)
成木は急に女にパンチをした。
が、
金髪のがらの悪い男(157成木)
腹に、デカイ拳がめり込んだ。
うざそうなヤンキー(158服部)
うざそうなヤンキー(158服部)
そう こいつは、冴子(さえこ)。
3番目のバスター使いだ。 コードネームは、オーガ。
何にでも首を突っ込むし、気が強い。それに、実戦での実力は確かなもので、噂によると、撃たれても攻撃を止めなかったらしい。
恐ろしい執念だ。
オーガ(冴子)バスター3
ここの情報は、外には漏れない。
なのに、知っている。
あのオーガが誉めた。
新人、あなどれん。
服部は、成木を置いていって、逃げてしまった。
オーガ(冴子)バスター3
オーガ(冴子)バスター3
オーガ(冴子)バスター3
いや、それ実戦してたら俺やられてたから…。
冴子は輪火に近寄った。すると、輪火は急に倒れてしまい、冴子が姫のような抱っこの仕方で、輪火を何処かに行こうとしていた。
……なんか不味いぞ…。
俺は不吉な予感を感じた。
止めないと…!
バスター8(聖徒)
オーガ(冴子)バスター3
冴子…。オーガは、俺を、敵を見るような目で見ていた。
…不味い。
オーガ(冴子)バスター3
バスター8(聖徒)
オーガ(冴子)バスター3
俺の何かが、ブチブチ音をたてた。
バスター8(聖徒)
バスター8(聖徒)
オーガ(冴子)バスター3
オーガ(冴子)バスター3
冴子の言葉はいつでも本気だ。
俺は一歩下がる。
オーガ(冴子)バスター3
そういって、冴子は部屋に戻ろうと、俺に背中を向ける。
すると…。
メンヘラ女
声のする方へ向くと、別の部屋から、狂ったようにこちらに向かってくる女が確認できた。
メンヘラ女
目や、行動、言葉が普通じゃない。
異常者だ。
俺は怖くなり、壁に背中をぶつける。
だが、そいつは俺を無視し、オーガに突っ込んでいった。
バスター8(聖徒)
バスター8(聖徒)
女は俺の声など聞こえてなかったように、オーガに飛び付き、首を絞めた。そして、オーガも、女の首をしめはじめた。 オーガの、あの太い手で。 細い女の首を。
あいつ終わりだ…!!
けど、オーガの顔が、どんどん苦になっていった。
嘘だろ…!?あの細い少女が、あのオーガと互角に…?
メンヘラ女
メンヘラ女
あいつ……もしかして…。
薬
やってるんじゃないだろうな…?
ここは一応薬物は認められている。
だが、やすやす持ってこれるわけではない。
それなりの金と、 上の奴等との信頼、 そして、どう持ってくるか。 何に使うか。
つくづくバスター使いは変人しかいない。
オーガ(冴子)バスター3
メンヘラ女
オーガは、とうとう、相手の首をしめることより、自分の首から相手の手を離させることにした。
バスター8(聖徒)
オーガが守っている。
これは楽しくなってきた。
メンヘラ女
女はすごい目付きで俺を見てきた。
バスター8(聖徒)
自然と、この言葉が出た。
メンヘラ女
バスター8(聖徒)
俺は何も考えずに、直ぐに従った。
バスター8(聖徒)
輪火は気絶していた。
くそっ…。
俺はなんとか、輪火をおんぶして、地下へ向かった。
バスター8(聖徒)
地下につくと、そこは以前とはまったくちがった風景があった。
以前は薄暗く、汚かったが、今はきれいにされてるし、電気もついている。
バスター8(聖徒)
バスター79(輪火)
バスター8(聖徒)
俺は輪火をゆっくり降ろす。
バスター79(輪火)
バスター8(聖徒)
バスター8(聖徒)
輪火は動揺していた。
バスター8(聖徒)
バスター8(聖徒)
バスター79(輪火)
バスター8(聖徒)
輪火はきょとんとする。
バスター8(聖徒)
輪火はうなづく。
バスター8(聖徒)
バスター79(輪火)
どういうことだ?
考え事をしてると、後ろから足音がした。
振り返ると、さっきの女が瞳孔を開いて、こちらに向かって歩いていた。
バスター8(聖徒)
俺達は、黙ってみていると、その女は、俺から2メートル位になると、足を止めた。
そして、じーー………と、俺を見つめる。
メンヘラ女
バスター8(聖徒)
俺は緊張とプレッシャーに耐えられなく、言葉を発する。
すると、女は首をゆっくり、少しだけ傾けた。
メンヘラ女
…………
………………
…………?
???
バスター8(聖徒)
メンヘラ女
あまりにも急な話に、俺はただ困惑していた。
メンヘラ女
メンヘラ女
何を言っているんだ。 こいつは。
メンヘラ女
何を言っているんだ。
メンヘラ女
何を言っているんだ。 こいつは。
メンヘラ女
何を言っているんだ。 こいつは。
バスター8(聖徒)
女は考えるそふりを見せる。
メンヘラ女
メンヘラ女
バスター8(聖徒)
女は、ポケットに手をいれて、キョロキョロしはじめた。
そして、口笛を吹きながら、うろうろしはじめた。
バスター8(聖徒)
俺は頭に響く、それをやめさせようとした。
すると、女は不気味な笑顔をし、それをやめてくれだ。
不覚にも。
その笑顔が、美しいと思ってしまった。
けど、女の顔をよくみると、大きな傷がいくつかあった。
こいつ…もうだめだ。
俺は心からそう思った。
バスター8(聖徒)
バスター8(聖徒)
俺は不思議と落ち着いていた。
メンヘラ女
メンヘラ女
バスター8(聖徒)
メンヘラ女
女は満面の笑みをした。
詳しくは聞く必要があるな。