コメント
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かわゆ…好きです
zmとのデートが楽しくて
初めてのことばっかで浮ついて
彼に気付けなかった。
だからそのままぶつかってしまった。
ドサッ
sha
zm
ぶつかった衝撃で体勢が崩れる。
動揺で声がうわずりながら
ぶつかった人に謝ろうとした。
だけど、
他の何よりも青ざめていくzmを見て
言葉を失った。
zm
"叶" ?
叶
叶と呼ばれた彼は
誰よりも冷たい瞳をしていた。
濁りきった虚ろな瞳で,
突き刺すような視線で見下ろす彼。
何もかも見透かされているような
そんな焦燥感に駆られる。
zm
瞳孔を開き切って青ざめるzm。
浅く薄い呼吸を頻繁に繰り返してた。
sha
zm
zm
zmはその人に背を向けて歩き出した。
訳も分からないまま、
zmについていこうとした。
はずだった。
sha
叶
気づけば腕を掴まれていた。
彼にじっと見つめれながら。
この人は誰?、
なんで手を離してくれないの。
この胸騒ぎは何?
zm
zm
zmが乱暴に彼の手を振り解く。
彼が見えなくなっても
息があがっても走り続けた。
追ってくるような素振りはなかった。
部屋へ飛び込んだとき、
止めていた呼吸を吹き返すような
やっも呼吸ができたような
そんな安心感に包まれた。
sha
sha
良かった、
帰ってこれて良かった。
sha
sha
明らかに様子がおかしかった。
真っ青な顔が部屋の灯りで露わになる。
冷や汗のようなものが滲んで見える。
zm
zm
zm
zm
sha
sha
なんで、なんで急に。
どうすればいい?
分からない、どうしてしんどそうなの。
zm
震える手で棚を指さしている。
俺は乱暴に漁って薬箱を手に取った。
嫌な動悸に耐えらない。
丁寧になんて余裕はどこにもなかった。
sha
zm
zm
口を押さえながら薬を飲む混む。
嗚咽とひゅーひゅーと鳴る呼吸だけが
鳴り響く。
頻繁に脈打つ心臓の鼓動が嫌に耳に残る.
zm
zm
zm
sha
怖くて声も出ない自分が情けない。
zmが苦しみ出した理由も,
叶と呼ばれる人物のことも,
何もかもがわからなくて
混乱で頭痛がする。
zm
zm
zm
zm
zm
zm
zm
sha
ぎこちない笑顔が痛かった。
何にもできなかった自分が嫌になる。
ごめん。
sha
sha
元はといえば
俺が腕なんて掴まれなければ。
そうすれば何も起こらなかったのに。
zm
zm
zm
俺の気持ちを読んだかのように
zmはそう言って、泣きじゃくる 俺を宥めてくれた。
zm
sha
zm
sha
眠りに落ちる君の頬に
優しくキスを落とした。
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