杏奈とはゲーム友達だった
だからイルミネーションを見に行ったあの日の深夜
まだ杏奈がオンラインだったから
通話して相談したんや
杏奈
チーノ
チーノ
チーノ
杏奈
杏奈
杏奈
チーノ
チーノ
チーノ
杏奈
チーノ
チーノ
チーノ
杏奈
杏奈
チーノ
チーノ
チーノ
杏奈
杏奈
杏奈
チーノ
杏奈
チーノ
杏奈
杏奈
杏奈
チーノ
杏奈
チーノ
チーノ
チーノ
チーノ
チーノ
杏奈
チーノ
チーノ
チーノ
杏奈
杏奈
杏奈
チーノ
杏奈
杏奈と通話が終わってからも
俺はずっと考えた
どうしたら茜との時間も作って、茜ひとりの時間も作れるか
茜を傷つけない方法はないのか
だけど
どんなに考えても
距離を置くことしか解決法は見つからなかった
朝
俺はいつも茜の家まで迎えに行ってたが
今日は行かなかった
…いや、もうずっと行かないかも
茜
茜
可愛い声が教室に響く
そして、学校に着くやいなや、すぐに俺の近くに来た
チーノ
茜
そう言った茜は、ほっぺをぷくっとさせた
…可愛いな
チーノ
茜
茜
チーノ
チーノ
茜
茜
杏奈
茜
杏奈
と、言った杏奈は俺にチラチラ目線を送った
杏奈
チーノ
杏奈
チーノ
杏奈
茜
杏奈
杏奈
なんやあいつはぁ!
あいつの方が茜を1人にさせてやれよ!
まぁ…でも
杏奈
茜を、思うなら…か
そして時間は流れ…放課後
茜
チーノ
チーノ
茜
あ、ま、まずい
どうしたら……
杏奈
おおお、ナイス杏奈ぁ!
茜
杏奈
杏奈
茜
茜
チーノ
チーノ
杏奈
杏奈
茜
杏奈
チーノ
茜
チーノ
杏奈
茜
チーノ
チーノ
茜
チーノ
チーノ
杏奈
茜
茜
チーノ
茜
チーノ
杏奈
チーノ
杏奈
そして、本当に剣道部に入った
だけど意外にも楽しくて面白かった
朝練も入ってきて、いよいよ茜との接点は学校の中だけになって
話す機会も、どんどんなくなっていった
そして、中学3年生になった
茜とは別のクラスになって
杏奈と同じクラスになった
話すことも少なくなったし遊びに行くこともなくなった
杏奈を通して、茜の様子を聞くような状態が何日も続いた
茜は毎日塾に行かされて、土日も朝から晩まで塾通いだそうだ
こんな状態じゃ、いよいよ茜と疎遠になっちまう
茜
そんな事を考えていると、茜が屋上から出てきた
チーノ
茜
茜
チーノ
チーノ
茜
茜
そう言った茜の目にはクマが出来ていて
無理してるんだって一瞬で分かった
だけど、俺の前だけは無理してほしくなかった
チーノ
茜
ポロッと出てしまった本音
チーノ
チーノ
茜
茜
チーノ
チーノ
茜
俺はそんなに頼りないんか
俺ら高校別々になるかもしれんのに
大丈夫じゃないって一言言ってくれれば
俺はもう距離置くなんてしなくて
ずっと茜のそばにいるのに
その日、部活が終わって家に帰っても
ずっと茜の顔が頭から離れなくて外で息抜きしていた
チーノ
杏奈
チーノ
杏奈
杏奈
チーノ
杏奈
杏奈
チーノ
チーノ
杏奈
チーノ
杏奈
チーノ
杏奈
そして、俺と杏奈が二人でいるのをクラスの誰かが見てたらしく
『チーノと杏奈が夜、2人で手を繋いで出かけてた』
という噂が、1日で広がった
そしてその噂は、茜の耳にも伝わった
コメント
2件
そういうことだったんだ
え、そんな過去があったんですか!?チーノさんはまぁ、悪くないとして… これって、誰も悪くないのかなぁ… 自分的にはやっぱり、仕組まれているというか、杏奈がまぁ、仕組んだというか、杏奈を、疑ってしまいますね…() その、いきなり距離をおこう!作戦?を決行するのはまぁ、怪しいというか、はい、 あくまで自分的にはです! 今回も面白かったです!! 次回、楽しみに待ってます!