Attention
こちらは腐向け!nmmn作品になっております。
苦手な方は自衛、意味がわからない方は回れ右をお願いします💦
そしてこちらは
“ ちんまりP ”様の
『 転校前夜 』という曲のパロディでsmur(しまうら)です。
それでもいいよ!という方はどうぞ✨
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大嫌いなあなたの悪口を言いまくって
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でも、最後まで残ってたのは
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やっぱり惨めな自分で。
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あんなに俺の事が好きだったアイツが
自分から居なくなるなんて、思いもしなかったんだ。
7月の、少し暑い日の話だった。
俺と志麻くんはいつものように
軽い口喧嘩をし、笑いながら歩いていた。
だが突然歩きを止めた志麻くんは
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濡れた瞼は、涙のせいか汗のせいか分からない。
いつもの、嘘なんじゃないの?
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そのまま志麻くんは、 顔も上げずに謝り続けていた。
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もう視界なんか涙でぐしゃぐしゃになっている。
そんな中お互いの事を見ないまま
文句を言う俺、謝り続ける志麻くん。
ただ俺が泣きじゃくってるだけで
志麻くんはきっと、何の感情もない。
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でもやっぱり、残るのは惨めな自分。
一人足掻いて、受け止める事しかできない事実から目を背けて。
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ただ素直に“ 行ってらっしゃい ”
“ 今までありがとう ”
なんて言えない。
そんなひねくれた俺の性格がいつも嫌になる
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崖の上、街を見下ろす俺はただひとり泣いた。
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得意げに笑って、誤魔化してるんでしょ。
本当の気持ちを、隠しているくせに
みんなに心配をかけないために…。
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いつも自分勝手で、
嫉妬ばかりする俺の気持ちなんか気にしなくて。
それなのにいつも俺の気持ちを奪ってって、本当にずるい人だ
でも、もう今度こそ俺達の距離は
追いつけないほど遠くなってしまっていた。
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大嫌いなあなたと、毎日口喧嘩して。
(…これが口喧嘩って言えるのかは置いとけ。)
でも最後には笑って追われるなんて、勝手に思っていた。
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謝る。何回だって謝るから
俺の生きる意味を奪わないで、神様
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クラスの皆に埋もれた、後ろの方にいる俺。
そんな俺に志麻くんは見向きもしない。
そのまま前に進んで、振り返ることも無かった。
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こんな時まで悪口しか出てこなくて。
でも、やっぱり…!
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好きなんだ、あの人の事が。
おいていかないで、言わなくちゃ
好きだよって、最後に、もう一回だけでいいから
LINEに届いたメッセージ
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その瞬間、志麻くんが乗った飛行機が飛び立った。
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バッと上を向き、志麻くんを探す。
まだ近いから、ギリギリ見えるはずなんだ…!
するとこちらに手を振る紫髪が見えた。
確かに大きな瞳は俺を捉えていて、思わず涙が出る。
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皆がもう帰り始めた頃、ただ俺は泣き続けた。
好きだよって、直に伝えられなくてごめん
女の人と幸せになんてなれないよ
いつまでも俺は、志麻くんを待ち続けるから
いつか、もし会える日まで
俺はあなたを愛し続けます
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
(1)
私、大嫌いな貴方の悪口を言いまくって でも最後まで残ってたのは、 やっぱり惨めな自分で 置いてかないで ねえ、行かないで 今まで一度も 君の方から居なくなるなんて、 思いもしなかったんだ あぁ、それは7月の少し暑い日で 瞼は汗か涙でぐしゃぐしゃに濡れて あぁ、いつもの得意な嘘だと思ってた あなたは顔も上げず謝っていたのにね
私、大嫌いな貴方の悪口を言いまくって でも最後まで残ってたのは、 やっぱり惨めな自分で 置いてかないで ねえ、行かないで 今まで一度も 君の方から居なくなるなんて、 思いもしなかったんだ
(2)
得意げに笑って、誤魔化してるのね 本当のことを隠しているくせに 素知らぬ顔をして、自分勝手に 追いつけないほど遠くを歩くくせに
私、大嫌いな貴方と毎日口喧嘩して でも最後には笑えるなんて、 勝手に思っていたんだよ 置いてかないで ねえ、謝るよ 私は一度も 君の方から居なくなるなんて、 思いもしなかったんだ
(3)
私、大嫌いな貴方の悪口を言いまくって でも最後まで残ってたのは、 やっぱり惨めな自分で 置いてかないで ねえ、言わなくちゃ 今まで一度も 君の方から居なくなるなんて、 思いもしなかったんだ いつも大嫌いな貴方と、 君を思い続ける私は
コメント
19件
うぁ!!最高!!好き!!
あっ好き(唐突な告白)
好き