その頃家では
拓哉
ちょっと言いすぎたかな
風雅
言い過ぎも何も暴力はあかんやん
拓哉
ホントにしたんかな
風雅
見たやろ?あいつあざあんねんで?
風雅
擦ってもとれんかったし
風雅
痛いって言っとったし
拓哉
そうやけど
風雅
何?お前あいつのこと疑っとるん?
拓哉
そういう訳ではないんやけどさ
拓哉
かれんがあういうことする子やったっけなって
風雅
でも殴ったのは事実っぽいやん
拓哉
まぁな
ピコンッ
風雅
ん?
かれん 私、住む場所変えた。 多分そっちには当分戻らないから 優しい人たちと暮らす 私の無罪が証明されたらそっち戻ります。
拓哉
なんやって?
風雅
住む場所変えるって
ピコンッ
かれん 私の荷物は近々取りに行きます。 誰も入らないで、そして誰も入れないで 絶対だよ 誰か入ったら許さないから
風雅
荷物は近々取りに来るから絶対誰も入るなって
拓哉
え、まじやん
風雅
ってか無罪が証明されたらってw
拓哉
まぁ今日はもう寝ようや
風雅
おん
拓哉部屋
拓哉
ほんとにかれんが?
拓哉
そんなの考えられん
拓哉
ゆずきってやつが嘘ついてるとか?
拓哉
まぁもうすぐ今日は寝よう
風雅部屋
風雅
なんやねんあいつ
風雅
住む場所変えるって
風雅
てか無罪も何も加害者が何言っとんねん
風雅
もういいや
風雅
寝よ