/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
凛子
あれ？香月休み？
ナオ
香月先輩は倉庫です
香月
呼んだ？
美雨
凛子先輩が呼んでます
凛子
いやいや、休みかなって思っただけよ
凛子
改めて、みんなおはよ！
香月
おはよう
ナオ
おはようございます
美雨
おはようございます！
凛子
じゃあ、今日もナオくんと──
ナオ
えっ、どこ行くんです？
凛子
ちょっと電話しなきゃ
オフィスのベランダ
凛子
凛子
もしもし
？？？
もしもし…誰？
凛子
私です、二、三日前に声かけてもらった…
？？？
あー、あの綺麗なお姉さんね
卯月（うづき）
僕は東堂（とうどう）卯月
卯月（うづき）
お姉さんの名前は？
凛子
凛子です
凛子
えー…東堂さんにお礼を言いたくて電話かけたんですけど
卯月（うづき）
卯月でいいしタメでいいよ
卯月（うづき）
それに、これっきりにするつもりなの？
凛子
…他に、何か？
卯月（うづき）
お姉さん綺麗だし、また会おうよ
凛子
いいけど…
凛子
改めたお礼も兼ねて、☆☆駅前のスイーツ屋わかる？
卯月（うづき）
あのゲロ可愛いところね
凛子
そう、今度そこで待ち合わせしない？
卯月（うづき）
いいよ
香月
凛子、そろそろ
凛子
あ、メッセージで空いてる日詳しく教えてくれる？
卯月（うづき）
わかった
卯月（うづき）
呼ばれてる？
凛子
うん、切るね
卯月（うづき）
ういー
凛子
何がそろそろ？
香月
ナオくんが新しいところも始めてて俺に聞きに来すぎてやりにくい
凛子
あー、お疲れ
凛子
あの子熱心なだけだから許してあげなね？
香月
わかってるけどそんなに手回らんわ
香月
俺凛子じゃないし
凛子
ハハッ
香月
……誰と電話してたの？
凛子
え、関係なくない？
香月
ちょっと話し方がよそよそしくて
凛子
この間出会った、優しくて可愛い子
香月
そうか
凛子
早く行ってよ
香月
あ、ごめん
凛子
ナオくーん
ナオ
あ、凛子先輩
ナオ
香月先輩ポンコツすぎて…
凛子
私聖徳太子だからさー☆
ナオ
あははっ
凛子
（意外と仲良くなれるもんなのね）
昼休み
美雨
凛子先輩、一緒に食べましょ！
凛子
いいよーん
凛子
電話……あ、あたしか！
凛子
もしもし卯月ちゃん？
卯月（うづき）
……うん笑
卯月（うづき）
悪いんだけど、今月と来月は仕事とプライベートで埋まってる
卯月（うづき）
今日くらいしか空いてないんだけど大丈夫？
凛子
偶然！ちょうど暇ー
美雨
凛子先輩、スピーカーって…笑
卯月（うづき）
え！？凛子ちゃんスピーカーにしてるの！？
凛子
いいでしょ？
卯月（うづき）
僕の声高いから恥ずかしいんだけど
凛子
可愛くていいじゃんか！
卯月（うづき）
あ、呼ばれた
凛子
はい、じゃあまたね！
卯月（うづき）
うん
ツー ツー
美雨
すごく可愛い声ですね！
凛子
でしょう！卯月ちゃんて言うの
凛子
ちょっとツンデレだけど、優しくて可愛いのよ？
美雨
そうなんですね！
次回に続く
番外編近々出します！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
