第三話 迷子の子供
まちこりーた
おねがい
まちこりーた
そばにいて
しろせんせー
...わかった
裕太は2年前付き合い始めたときからずっとこう こんな私にも優しくしてくれる
まちこりーた
...話したいことがあるってLINEしたよね
しろせんせー
そうやな
喉でつぶしていた言葉が、胸にしまっていた気持ちが、 溢れ出てしまいそうだ
まちこりーた
お願いがあるの、聞いてくれる?
しろせんせー
まちこのお願いなら
裕太はコクリと頷きながら私の手を握った 優しく 迷子の子供を安心させるように
まちこりーた
わたしを
まちこりーた
強く抱きしめて
おねがい裕太 今だけはこの夜を忘れさせて






