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空虚な僕。

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空虚な僕。

7 - 理想の僕。

♥

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2023年05月12日

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なぁ、黄。

…?

今、死にたい?

っ…、

僕の心の中を

見透かされたような気がした。

何故、僕にこんな質問をしたのか 聞いてみることにした。

…なんでそんな質問するんですか、?

んー、何となく?笑

何となく、ですか。

正直…、

おう?

死にたいより消えたい…、ですかね。

どうして?

だって生きてても仕方が無いじゃないですか。

この世の中、ほとんどが自分軸で動いてて、

必要か不必要か、

大切か大切じゃないか、

全部が全部その人の感情で決まる。

そんな世の中で、信じるとか、信じないとか、

そんなの考えられないじゃないですか。

考えても疲れるだけ。

この世に幸せなんてないんですよ。

僕は、ですけどね。

…お前は今そんな顔をしてる。

どういう顔ですか、笑

『こんなクソみたいな世界から消えてぇ~、』

って顔。

そんな顔してます、?

あぁ。

目に光が入ってない。

お前は最近ずっと、楽しくなさそうだった。

作り笑いしてただろ。

うそ、バレてた。

あはっ、バレてました?ニコッ

バレバレだ。

俺ら一応幼なじみだぞ?w

そうですね、笑

…もう、いいんだぞ、

何がですか、?

作り笑いするの、疲れるだろ。

別に…、疲れませんよ。ニコッ

ほら、また。

ッ…、

僕はただ、 理想の僕で居たいだけ。

ただそれだけなんだ。

…ダメなんですか、

理想の僕でいちゃ。

そういう訳じゃないが…、

桃くんが言ってることはそういうことなんですよ。

自分を作るな、

偽るな。

ありのままの自分でいろ。

って…、

なんで、なんで皆、僕を否定するの、

ありのままの僕で居て否定したのはお前らじゃんか…!!ポロッ

だから偽ったのに、

今度は偽りの僕を否定するの、?

死ねってこと?

消えろってこと?

ねぇ…ッ!!!!ポロッ

ぎゅっ

っ…!?ッポロ

ごめん、

なんで、謝るの…ッ

黄のこと何も分かって無いのに分かったような口聞いて、

ごめん…、

でもな、昔のお前の笑顔は純粋無垢な笑顔でさ、

すごく楽しそうだった。

…昔は昔、今は今です…ッ、

そうなんだけどさぁ、

お前が笑顔作ってるのは誰の為?

誰の為だろう、

考えたこと無かったな。

自分の為…、では無いか、

今、幸せじゃないし。

じゃあ、誰の為…、?

わかんないや、笑

分かんないです、

そうか、

お前が笑顔作ってるのは自分の為じゃないだろ?

そうですね、

この顔をすればみんなが喜ぶから、

だから笑顔を、自分を作ってる、違うか?

あぁ、それか。

僕は他人の評価の維持の為に、 笑顔を作ってたんだ。

そうですね…、笑

僕は、他人に否定されることが怖くて、

誰にも嫌われない自分を作ろうとしてました。

お前が他人の好きな人物像の模範解答になる必要はねぇんだよ。

黄がどんなに頑張っても、黄が嫌いな奴は嫌いなんだから。

…人間なんてその日の感情で気持ちが変わる。

そんな自分勝手な生き物に好かれようと努力するのは辛くないか?

…辛いですね、笑

そうだろ?

100人居て、100人に好かれるのは無理なんだよ。

自分のアンチは必ずいる。

それは事実だ。

その事実は誰にも曲げられない。

どれだけ努力してもお前が嫌いな奴はいるって訳だ。

じゃあ、努力しても無駄ってことですか…、?

いや、そういう訳でもねぇぞ。

…というと、?

性格とか容姿とか、頑張って良くしようとしてる子は応援したくなるものだ。

頑張れ!ってな。

その姿が誰かの活力になることもある。

その頑張ってる姿を見て、

『あ、この子こんな一面もあるんだ。話してみたいな。』

みたいな感情が生まれることもある。

それに、ほとんどの場合こんな上手く行かない。

…ですよね、笑

黄も分かると思うけど、人生こんなもんなんだよ。

上手くいく方が珍しい。

でもさ、都合よくポンポン進む人生より、難ありの人生の方いいと思うんだよな。

どうしてですか?

難ありの人生の方が辛いし大変だけどさ、

人ってな、成長するんだよ。

ほんとに。

だから、このでっかい壁を乗り越えた時、必ずなにかプラスされるものがある。

お前の思う『幸せ』を掴めるかもしれない。

まぁ、幸せを掴めるかどうかは分かんねぇけどな、笑

そう、ですか…、

人生、スリル満点ですね。

そーだな

そんなにスリル要らないんですけど、笑

ほとんどの人がそう思ってるよ。

皆、口に出さないだけ。

ふぅん…、

皆偉いなぁ、

僕は口に出さずには いられない。

どうして、皆口に 出さずにいられるんだろう。

そんな疑問が僕の頭を ぐるぐると回っていた。

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