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あの後、私はユミルの件について 考えていた

何故あの時、ユミルと融合出来たのか、何故痛覚が繋がっていたのか

ライラ・アプリコット

、しかも、右目も中々治らないネ、

私が悩んでいると

エレン・イェーガー

!おーいライラ!

ライラ・アプリコット

!エレン、お前ら、

声のした方に目を向けると、 エレン達がいた

ミカサ・アッカーマン

傷は大丈夫?

ライラ・アプリコット

右目が中々治らないネ、

ライラ・アプリコット

ミカサ達こそ、平気アルカ?

ジャン・キルシュタイン

あぁ、だが、今回の事で熟練した兵士の半数を失っちまった

ライラ・アプリコット

、ごめんアル、

アルミン・アルレルト

ライラが謝る必要はないよ

ライラ・アプリコット

でも、私がもっと気をつけていれば、、

瞬間、あの時ユミルの視線に映ったハンネスを思い出した

ライラ・アプリコット

そういえば、あの飲んだくれジジィはどうしたアル?

ミカサ・アッカーマン

!、ハンネスさんは、

ライラ・アプリコット

まぁ、大方酒でも、

エレン・イェーガー

、死んだよ

ライラ・アプリコット

、は、?

今、何て、

ミカサ・アッカーマン

、ハンネスさんは、私達を巨人から守る為に、

ミカサ・アッカーマン

おばさんの、仇を取る為に、

ライラ・アプリコット

おばさんの、?って事は、

ライラ・アプリコット

あの時の、巨人に、

エレン・イェーガー

、、、

エレン達は黙っていたが、それは肯定をしているようなモノだった

「ははっ相変わらず辛口だな!ライラ!」 「ライラ、頼む。少し金貸してくれない?」

ライラ・アプリコット

っ、あの、バカジジィ、!!

ミカサ・アッカーマン

ライラ、

ライラ・アプリコット

っ、クソォ、!

自分の無力さを嘲笑うかのような、青空だった

ライナー達の件から約一週間後、 私の傷はようやく完治し、私達、104期生は新たにリヴァイ班へ配属された

そして今、私達はリヴァイ班基地として使う家の掃除中だ

ライラ・アプリコット

コニー、そこの棚拭くヨロシ

コニー・スプリンガー

えっ、そこはさっきやったぞ?

ライラ・アプリコット

まだ隅っこに埃が溜まってるネ、へいちょーはこういうとこも見てくるから注意するヨロシ

コニー・スプリンガー

細けぇな、

ライラ・アプリコット

あの人類最強タ◯ちゃんヘアーは繊細ネ、改名するならリヴァイ・タラクリーンアル

コニー・スプリンガー

ぶっははは!!そりゃあピッタリ過ぎるだろ!

エレン・イェーガー

おいお前ら!ちゃんと掃除しねぇと兵長に細切れにされるぞ!

その時、扉が開きジャン達が入って来た

エレン・イェーガー

おいお前ら!ちゃんと泥とか土とか払ったか!?

ジャン・キルシュタイン

はぁ?何でんな事、

エレン・イェーガー

お前、そんな意識でリヴァイ兵長が満足するとでも思ってんのか!

エレン・イェーガー

今朝だってな、

ライラ・アプリコット

あーあ、また始まったアル

サシャ・ブラウス

本当元気ですね〜
あ、これ結構生きが良い

コニー・スプリンガー

お前ら取るんじゃねぇぞ

エレン達が言い争っている中、 私達は荷物の中からイモを取り出していた

サシャ・ブラウス

でも何だか、訓練兵の時に戻ったみたいですね

アルミン・アルレルト

、うん、でも、何で僕らが新しいリヴァイ班に、

ライラ・アプリコット

決まってるネ!私達の素晴らしい腕が見込まれたに決まってるアル!

私とサシャはポッケに素早くパンを、

アルミン・アルレルト

、サシャ、ライラ、
今何入れたの

ライラ・アプリコット

、、、

サシャ・ブラウス

、、、

私達は顔を見合わせ

サシャ/ライラ パンのようなモノは何も、 パンみたいな物体は何もアル、

ジャン・キルシュタイン

おい、テメェらコラ、

コニー・スプリンガー

返せよー

ライラ・アプリコット

やめろイ!また私から奪うアルカ!

ライラ・アプリコット

20年前、私とこの子を見捨てたじゃない!

ジャン・キルシュタイン

誰がパンの父親だ!

サシャ・ブラウス

そうよあなた!あの時、この女と別れて私とこの子を幸せにするって言ったじゃない!

コニー・スプリンガー

あらやだジャン!そんなふしだらな子に育てた覚えはないわよ!

ジャン・キルシュタイン

テメェら、良い加減気色悪りぃんだよ!!

サシャ/コニー/ライラ ぎゃぁぁぁぁ!!!

エレン・イェーガー

おいお前ら、兵長が帰って来る前までに掃除終わらせねぇと、

アルミン・アルレルト

ほら!二人共出して、ジャンも落ち着いて!

その時、扉が開いた

リヴァイ・アッカーマン(私服)

何の騒ぎだ

ライラ・アプリコット

!へいちょー

へいちょーは真っ先に机に向かい 手を這わせると、埃が舞った

リヴァイ・アッカーマン(私服)

、時間は十分にあったはずだが?

エレン・イェーガー

、、、

エレンは頭を抱え、みんなは 気まずそうにした

リヴァイ・アッカーマン(私服)

まぁ良い、お前らが舐めた掃除をしていた件は後回しだ

リヴァイ・アッカーマン(私服)

エレン、ライラ

ライラ・アプリコット

エレン・イェーガー

リヴァイ・アッカーマン(私服)

ハンジが実験始めたくてウズウズしているぞ

ライラ・アプリコット

実験?私もアルカ?

リヴァイ・アッカーマン(私服)

あぁ、まぁ細けぇ事は後でハンジが言うだろう

ライラ・アプリコット

ふぅーん、

その後、私達は硬質化の実験を 始めた

だが、

ライラ・アプリコット

ぐっ、あァァァ!!

あっつ!?全身が火傷しそう アル、!!

ライラ・アプリコット

ゴフッ、!?

やばい、肺が、!

その時

ハンジ・ゾエ

ライラ!大丈夫か?!

ライラ・アプリコット

ハンジ、

ハンジ・ゾエ

実験は中止だ、
ってあっつ!?

ライラ・アプリコット

、、、

私は、その場で意識を落とした

目が覚めると、木の板の天井が 目に入った

ライラ・アプリコット

、いてて、

起き上がると、全身に鋭い痛みが 走った

ライラ・アプリコット

はぁ、また私のせいで、作戦が延長されたネ、

私はため息を吐きながら、部屋を 後にした

カーディガンを羽織り、外に 出ると、ミカサ達が見張りをしていた

ミカサ・アッカーマン

!ライラ!まだ寝てないとダメでしょ?

ライラ・アプリコット

平気アル、それに、
少しは身体を動かさないと

私は見張り台の柵の傍に座り、景色を眺めた

ライラ・アプリコット

、綺麗アルナ、

ライラ・アプリコット

へいちょーにも見せたかったアル

ミカサ・アッカーマン

、ライラは

ライラ・アプリコット

ミカサ・アッカーマン

ライラは、リヴァイ兵長の事が、好きなの?

ライラ・アプリコット

、は?

へいちょーの事が?あのタラヘアー野郎の事が?

ライラ・アプリコット

好きな訳無いネ、誰があんな奴、

ミカサ・アッカーマン

でも、リヴァイ兵長といる時のライラ、

ミカサ・アッカーマン

凄く、楽しそうだった

ライラ・アプリコット

、分からないネ

私は両膝を抱えた

ライラ・アプリコット

ライナー達に捕まった時、初めに浮かんだのはへいちょーだったアル

ライラ・アプリコット

でもそこに、特別な思いは無かった、はず、

なかった、はずなのに

ライラ・アプリコット

〜っ、

ライラ・アプリコット

〜っ、

顔を赤らめて恥ずかしがっている ライラ、そんな表情は初めて見た

いつも、どこか苦しそうな表情、 無理して作っている笑みしか 見た事が無かったから

ミカサ・アッカーマン

、あのチビ相手にライラは、渡さないけど、

ライラ・アプリコット

、?ミカサ?

感謝はしないとな

私はライラの頭を撫でていると、

サシャ・ブラウス

ハンジさん達が到着しました!居間に集まってください!

サシャの声が聞こえた

居間に着くと、ハンジ達がもう 集まっていた

ハンジ・ゾエ

、ニック司祭が、死んだ

ライラ・アプリコット

あのジジィが!?

ハンジ・ゾエ

今朝、殺されたんだ

ハンジ・ゾエ

トロスト区の兵舎で

ライラ・アプリコット

!、不可能アル、
見張りもいるのにどうやって、

リヴァイ・アッカーマン(私服)

その見張りに殺されたんだろ

ハンジ・ゾエ

あぁ、ニックは中央憲兵に拷問を受け、そのまま殺された

ハンジ・ゾエ

ウォール教は調査兵団に協力したニックを放っておかないとは思っていた

ハンジ・ゾエ

だから正体を隠して兵舎にいて貰ったんだけど、

ハンジ・ゾエ

まさか、兵士を使って殺しに来るなんて、

ハンジは悔しさに顔を滲ませ

ハンジ・ゾエ

私が甘かった、私の責任だ

その後、部屋には重い沈黙が降りた

アルミン・アルレルト

、憲兵は、どこまで我々に喋ったか聞き出そうとしたんでしょうか

リヴァイ・アッカーマン(私服)

だろうな、しかも中央憲兵を動かせるとなると

リヴァイ・アッカーマン(私服)

裏にいるのは相当な何かだ

ライラ・アプリコット

、王と同等の権力を持つ者、

ライラ・アプリコット

、ハンジ、ジジィの爪は何枚剥がされたアルカ?

ハンジ・ゾエ

えっ、一瞬しか見えなかったけど、

ハンジ・ゾエ

見えた限りでは全部

リヴァイ・アッカーマン(私服)

、喋る奴は一枚で喋るが、喋らねぇ奴は何枚剥がしても同じだ

リヴァイ・アッカーマン(私服)

ニック司祭、アイツはバカだったと思うが

リヴァイ・アッカーマン(私服)

自分を信じるモノは最期まで曲げなかったらしい

ハンジ・ゾエ

、、、

リヴァイ・アッカーマン(私服)

つまり、俺達がレイス家を嗅ぎつけた事は明確になっていない

ライラ・アプリコット

でも、上の奴らに目を付けられたのは明確ネ

その時

ニファ

リヴァイ兵長!

ニファ

エルヴィン団長から伝令です

ニファから伝令の紙をへいちょーが受け取った

ニファ

ニック司祭の事を伝えに行ったのですが、団長がすぐにそれを、

リヴァイ・アッカーマン(私服)

、、、

へいちょーは読み終わると

リヴァイ・アッカーマン(私服)

全員撤収だ
ここは捨てる

リヴァイ・アッカーマン(私服)

全ての痕跡を消せ

ライラ・アプリコット

!!

一体、何が、

その後、私達は荷物を纏めて 丘へ移動した

コニー・スプリンガー

あ、あっぶねぇー、

私達が丘へ着くと同時に、兵士が家を囲んだ

アルミン・アルレルト

どうして、エルヴィン団長がこの事を?

ライラ・アプリコット

そうネ、団長、ついに未来予知でも身に付けたアルカ?

リヴァイ・アッカーマン(私服)

中央から命令が出たらしい

リヴァイ・アッカーマン(私服)

調査兵団の壁外調査を全面凍結

リヴァイ・アッカーマン(私服)

エレン、ヒストリア、ライラを引き渡せってな

ライラ・アプリコット

!!

ニファ

それと、私が手紙を受け取った直後、団長の所にも憲兵団が、

ライラ・アプリコット

、既に手は回ってるって事アルカ、

ハンジ・ゾエ

まるで犯罪者扱いじゃないか!

リヴァイ・アッカーマン(私服)

もう裏でどうこうってレベルじゃないな

リヴァイ・アッカーマン(私服)

なりふり構わずってところか

ライラ・アプリコット

、そこまでして守りたい壁の秘密ってのは一体、

ライラ・アプリコット

それに私達を手に入れたい理由、

ハンジ・ゾエ

殺したい訳じゃない、手に入れたい理由か、

リヴァイ・アッカーマン(私服)

さぁな、だが敵がこの三人を狙っている事ははっきりした

リヴァイ・アッカーマン(私服)

こんな所でうろついてんのはまずい

リヴァイ・アッカーマン(私服)

トロスト区へエレン達を移動させる

モブリット・バーナー

!何故、敢えてニック司祭の殺されたトロスト区に?

リヴァイ・アッカーマン(私服)

中央へ向かう方がやばいだろ

リヴァイ・アッカーマン(私服)

だったらまだ、ゴタついているトロスト区の方が紛れやすい

ライラ・アプリコット

、、、

見上げれば、私達の不安を消すかのような、よく晴れた夕暮れ空だった

巨人討伐なんてグーパンで十分アル

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