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#学園
大正
4,672
緑山紫苑
221
名無し
1,070
梨花
彼氏
梨花
二十五歳の時に付き合った 年下の彼氏
片時もスマホを離さないし
残業が嘘なのもバレバレ…
彼は…浮気をしていた
私は過去の経験から、 浮気を問い詰められず
その後… 三年間も彼と交際を続けた
そして 私の二十八の誕生日…
彼氏
梨花
彼氏
三年間を無駄にした
好きな人が出来た? 三年前からの浮気相手でしょう?
あぁ、違う
本命は向こうか…
浮気相手が私
発覚した時点で、 怒って、泣いて、 別れたら良かった…
私はいつも間違える
本当…
イベリス
あれから私は、 お城を飛び出して
一人で山道を歩いている
空が暗い…星も見えない
二十歳の時、 一人で山道を歩いた日と同じ
イベリス
これで私は、 家を追い出される
そして、 一人で街外れの 寂れた空き家に住むの…
イベリス
寝床があるだけ有難い
そうよ
王子様も 運命の相手を見つけられた
うん、 これで良かった
惚れ薬なんて 使わなくて良かった
ただ
努力しても選ばれない私が
ちょっとだけ、 苦しい…
そう…ちょっとだけ
イベリス
王子様…
子供の頃は 一緒に遊んだり、 舞踏会にお茶会…
楽しい思い出も たくさんあった
王子様は いつも優しくて、 私達は良い夫婦になれると 言ってくれた
イベリス
ちょっと苦しい? …嘘
すっっごい苦しい!! 悔しい!!!
何も良くない! 良くないよ!!
本当っ…!
イベリス
私は泣いた
誰もいない暗い森で
幼い子供みたいに
声をあげて泣いた
私が家に着いたのは
朝日が昇った後だった
クリスタが泣きながら 出迎えてくれて、 申し訳なく思う
それと同時に、 玄関に入ってすぐ… 一つのトランクが目に入った
「これを持って出て行け」
父からのメッセージだ
私は家に上がることも許されず
そのまま 街外れの屋敷に向うことになった
玄関から出る際、 飾ってある鏡に自分が映った
思わず笑ってしまう
「このドレス…似合わないわね」
小さく呟いた自分の言葉に、 打ちのめされた
イベリス
クリスタ
イベリス
イベリス
クリスタ
イベリス
ノア
イベリス
ノア
クリスタ
イベリス
イベリス
クリスタ
ノア
イベリス
クリスタ
ノア
イベリス
もう死のうとも考えたけど…
この子達を放ってはいけない
ゾフィー
イベリス
ゾフィー
イベリス
クリスタ
ノア
イベリス
ゾフィー
イベリス
ゾフィー
イベリス
王子様と結婚するのが 私の目的だった…
その目的が失敗に終わった今…
私が魔法を学ぶ理由って何?
イベリス
ゾフィー
イベリス
ゾフィー
イベリス
ゾフィー
イベリス
ゾフィーさんには、 全てお見通しね
クリスタ
ノア
ゾフィー
イベリス
ゾフィー
ノア
ゾフィー
クリスタ
ゾフィー
イベリス
ノア
クリスタ
イベリス
ゾフィー
クリスタ
イベリス
ゾフィー
まさか、まさか、まさか
イベリス
イベリス
ゾフィー
昨日は靴まで見ていなかった… やはり、ガラスの靴!?
って、ことは…!
イベリス
クリスタ
ノア
イベリス
やっぱり! これって…
この世界って…!!
そして…あの子は…!
イベリス
シンデレラ
ノア
イベリス
クリスタ
ノア
イベリス
ノア
イベリス
ノア
クリスタ
ゾフィー
イベリス
笑うしかない
頭がおかしくなりそう
この世界は絵本の中?
それとも 過去にタイムリープした?
よく分からないけど、 どうでも良い
この世界が シンデレラの物語なら
どう足掻いても、 王子様は私を選ばない
私は脇役にさえ なれないのだから
イベリス
そんなの、酷くない?
ってか、 私も何で気付かなかったの?
王妃を決める舞踏会
突然現れた ブルーのドレスの少女
そんなの
イベリス
ノア
クリスタ
ゾフィー
人生二周目も 見事に空回りしてる
私は 不思議そうに見つめる 三人を尻目に
今後の人生について考えた
つづく
コメント
1件
うわ、まさかのシンデレラ世界!って声出ました。イベリスが「この世界ってあのガラスの靴の!?」って気付く瞬間、一緒に驚きました。王子様が選ぶのがシンデレラなら確かにどう足掻いても無理だ…でも「死ぬ気も失せるぞ」ってゾフィーの言葉、めっちゃ沁みますね。クリスタとノアが給料出せないって言ってもついてきてくれる優しさにじんわり。次、イベリスがどんな人生選ぶのか気になります!