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兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
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兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
即興で作った海の歌を歌いながら、明日の海デートの準備をしていると
「うるさい」と龍愛にお尻を引っぱたかれた
お尻がジンジンしていても、私はとっても幸せです!
どうも皆様!
私は瑠櫂(るかい)と申します!
何の脈絡も無いですが、明日は龍愛と海デートです!
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
私が忙しなく準備をしている横で、龍愛はゆったりと椅子に座って本を読んでいる
足を組んで座る姿が何と美しい事...!
つい準備の手を止めて見惚れてしまう
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
私は尊い龍愛を見るとすぐに鼻血を出してしまう困った癖があるようで、ポケットティッシュが必需品だ
鼻にティッシュを詰め込みながら、私はもう一度龍愛に問い掛けた
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
衝撃の言葉が龍愛から聞こえ、私はビキッと石の様に固まる
詰め込んだばかりのティッシュがポロッと床に落ちてしまった
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
迷惑そうに耳を塞ぐ龍愛に、身を乗り出して問い詰める
こんなに楽しみにしていたのに、前日になって「行けない」なんて言われたら悲しすぎて死んでしまう
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
頬っぺたを抓られてしまっては、1度静かにする他ない
シュンと龍愛の足元にへたり込んで肩を落とす
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
龍愛が何を思って言っているのか、皆目検討がつかない
だって私には何も用事は無いし、こんなに海に行きたいと思っているのに
何故、私が行けなくなる理由になるのだろうか
何度考えてもやっぱり分からないし、納得いかない
何とか龍愛を乗り気にせねば!と思い、カバンにしまい込んだおNewの水着を取り出した
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
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鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
ダメだ...龍愛、全然興味無さそう...
仕方ない...ならば!
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
ビシッと手の平を龍愛に向けて、待てのポーズを取る
龍愛が面倒臭そうに返事をしたのを聞いて、水着を持って急いで部屋を出た
各なる上は、実際に着て誘惑するしかない!
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
零れかけた涎を拭い、おNewの水着へと変身する
海パンの裾がヒラヒラと緩いレース状になっていて、後ろには水色のリボンが付いた可愛い水着
白色の透け透けブラウスに腕を通せば完璧!
龍愛メロメロ衣装〜ver.海デート〜の完成!
フンスと鼻息を荒くしながら、龍愛の待つ部屋の扉を勢い良く開く
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
龍愛の前に駆け寄って両腕を広げる
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
さほど興味無さそうに龍愛は本へと視線を戻してしまう
ここまで来ると、明日の海デートよりも恋人としての威厳が心配でしょうがない
こんなに可愛くて可愛い恋人が目の前に居るのに、龍愛は顔色1つ変えないでいる
これはもしかして、私に魅力が無いから海に連れて行けないって事では!?
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
涙目になりながら龍愛の足に縋り付く
龍愛はチラッと私を見下ろし、パタンと本を閉じて机に置いた
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
龍愛の長い指がスルスルと鎖骨や首筋を辿っていく
私はくすぐったさにブルッと体を震わせた
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
絶対にわざとだって分かっているのに、私の体はとことん龍愛に弱い
少し体をなぞられただけで、もう火照ってきてしまった
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
分かってるくせに...そうやって、絶対私に言わせようとするんだ
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
私が龍愛に逆らえないって知ってて言ってるんだ
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
うっとりとした表情で龍愛を見上げ、キスマークのおねだりをする
龍愛は不敵に笑って足を崩した
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
龍愛は上体を下げ、床に座り込んでいる私の首筋に顔を寄せる
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
ちゅぅっと首に吸い付かれ、ビクッと少し身構えた
強く吸い付かれると、どうにも落ち着かない気分になってくる
しかし、キスマークを1つ付けた龍愛は呆気なく離れていってしまった
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
スルリと薄いブラウスを肩から落とし、白い素肌を龍愛の目に曝す
膝立ちで龍愛との距離を詰めて、強請る様な視線を向けた
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
指さした鎖骨にすぐ吸い付かれる
右手で龍愛の肩を掴み、既に震え出した脚を何とか支える
鎖骨に1つキスマークを付けると、龍愛はまたすぐに離れてしまった
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
今キスマークを付けてもらった鎖骨の少し下辺りを指さす
またすぐに龍愛がキスマークを付けてくれた
そしてすぐに離れていく
そのもどかしさにゾクゾクと体が熱くなる
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
1回1回聞かれるなんて、恥ずかしいし焦れったい
いつもの様に、龍愛が好きなように好きなだけ付けてほしい
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
反論の言葉は龍愛の口の中へと消えてしまった
ペロッと舌を龍愛の唇に触れさせる
なのに龍愛はそれに応えてくれず、まるでキスマークを付ける時みたいに私の下唇をチュッと吸った
龍愛はグイッと私の腰を引いて、立ち上がらせようとしている
腰を引かれるままに足に力を入れて立ち上がろうとするが、どうやらそれは違ったみたい
最終的に、龍愛の足に跨る形で座る体勢を取らされた
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
ずっと吸われている唇がジンジンしてきた
そんなに吸われたら真っ赤に腫れてタラコ唇になってしまう
けど気持ち良いから止めてほしくない
もっとしてほしい、と思った瞬間に龍愛の唇はパッと離れてしまった
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
ポケーッとする頭でキスの余韻に浸っていると、今度は肩口にそわそわとくすぐったい何かが当たる
どうやら龍愛の前髪が当たっているようだ
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
脇のすぐ横に柔らかいものが当たったかと思うと、チクリと一瞬痛みが走った
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
肩...二の腕...胸の周り...時々付けたキスマークを舐めながら、龍愛は本当に色んな所に紅い印を付けていった
キスマークをいくつ付けられたのか数えていられなくなった頃には、龍愛の唇がそっと肌に触れるだけでもズクっと下腹部が疼くようになっていた
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
さっきから体中がヒクついて仕方ない
ウズウズと我慢が出来なくなってくる
もっと、別の場所に触れてほしくて胸が切なくなる
龍愛は一旦動きを止め、体を離して私をじっと観察し始めた
龍愛の視線が体を這う度、付けられたキスマークが疼く感覚に襲われる
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
こんな時ばっかり楽しそうに笑うの、本当にズルいと思う
恥ずかしさで震える手を、ゆっくりと胸の中心へと持っていく
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
龍愛は長い前髪ごと横髪を耳に掛けた
そして、私に見えるように口を開けてツンと尖った胸の飾りに吸い付いたのだ
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
柔らかい龍愛の唇に挟まれて、チュクチュクと小刻みに吸い付かれる
反射的に背を反らしたが、腰に回った龍愛の腕が逃げる事を許さない
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
捏ねくり回すでも、舌で弄ばれるでもなく、ただ吸われているだけ
気持ち良い、気持ち良いけど足りない
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
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兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
涼しい顔してそう告げる龍愛は、どう考えても私の反応を見て楽しんでいる
私だってそこまで馬鹿じゃないし、今吸われている所にキスマークが付かない事くらい知ってる
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
放置されていた反対側が急に構われて、過剰に反応してしまった
もう既に下半身は熱を持ち、水着の内側を少しずつ濡らしている
ズリズリと龍愛に気付かれないように、ゆっくりと腰を揺らしてみる
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
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まぁバレないわけがなく、ガッシリと腰を掴んで動きを止められてしまった
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
グッと顔を近付けさせて、龍愛は挑発的に見詰めてくる
ポポポッと顔が赤く染まってしまうのは、好きな人がこんな間近に居たら仕方がないと思う
龍愛の首に腕を回し、スリッと頬に擦り寄ってみる
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
チュッと龍愛の頬にキスをする
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
聞こえた龍愛の声は、優しくて楽しそうな声だった
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
沢山愛し合ったその日の夜
結局、明日の海デートの準備はしっかりと終えて寝床に着いていた
サイドテーブルに眼鏡をカタンと置いた龍愛がこちらを向く
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
色々あって忘れていたが、海に行けなくなる理由を聞いていなかった
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
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鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
首を傾げながらも、ベッドから降りて言われた通り鏡の前に立ってみる
そこにはもちろん私が映るだけ
しかし、龍愛が言わんとする事がよく分かった
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
鏡に映っていたのは"キスマークだらけの"私の姿だった
確かにこんな姿では海デートはおろか、ゆったりとした服なんか着れたもんじゃない
ドカッと顔が熱くなり、わなわなと唇を震わせる
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
鬼甫 龍愛(きはじめ りゅうあ)
龍愛は適当に返事をしながら、さっさとベッドに潜り込んでしまう
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
兎叉巳 瑠櫂(うさみ るかい)
私は行き場の無い悔しさを胸に、モゾモゾとベッドへ潜り込んだ
翌日、海デートは中止だとガッカリしてたけど
どうやらプライベートビーチを貸し切っていたようで、無事に海デートする事が出来ました!
ーENDー