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二人の時間は静かに止まる

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二人の時間は静かに止まる

1 - 二人の時間は静かに止まる

♥

31

2020年11月15日

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-初めての感情だった-

-少し肌寒くて、教室に手袋を取りに戻った時-

-今でも、鮮明に覚えている-

悲しそうな寂しそうな でも、 嬉しそうな

-そんな顔をしていた-

心惹かれたのは 何故だろう

一瞬、私まで苦しく切なくなったのは何故だろう

-『知りたいな、

この人の事』-

そう、思った。

あなただから思えたの。【貴方】だから

-------------

笹木 亜季

あの、こんな感じで‥えっと、その

二年の先輩

んー 分からないかな、

笹木 亜季

あ、‥‥ そうですか

橋本 凛々

二年生もダメだったね

笹木 亜季

うん‥、

私は、一目惚れをした。

先月、私の教室で座って窓を眺めていた 先輩‥‥らしき人に

その先輩と私はもっと喋ってみたくて、近づきたくて 今、二年生 三年生を 凛々と一緒に探し回ってる

でも、私達の学校は思ったより人数がいて1学年でも200人近くはいる

だから、全く見つからない

自分でも その先輩の事を探しているのにはびっくりしている

だって、私は『恋』と言う感情をその時を初めて知ったから

橋本 凛々

やっぱり すぐには見つからないかぁ

橋本 凛々

人、多いしねぇ

笹木 亜季

うん‥ でも、凛々まで一緒に探してくれなくて良いよ?

笹木 亜季

私、一人で探すし‥

橋本 凛々

何言ってんの。これでも、亜季の初めての好きな人なんだから

橋本 凛々

意地でも見つけ出すよ。

笹木 亜季

ふふっ、ありがとう 凛々

橋本 凛々

うん!

私達が探している時間はお昼時間

1年生は、一階に教室があって 人数も過去1多い

だから、大体 二階か三階に理科室とか、音楽室とかがある

その為に1年生は早く教室に戻って準備して移動しないと

間に合わなくなる、

そんな短くなっているお昼時間で早くお弁当を食べて

あの日見た先輩を探しているんだ

だから、凛々には余計に感謝だ

橋本 凛々

あ、もう時間だよ 戻ろっか

笹木 亜季

そうだね

私の席は、窓際の席

先輩が眺めてた景色を私も見たくて

この席に 頑張ってなった。

先輩は、何を見ていたのかな?

どうして、ここにいたのかな?

ここの席は 結構自分的にも気に入っている

1日が終わっていく眺めが好きなんだ

人の様子がその度に変わる

そこが 好きなんだ

人と話すのは苦手な私だけど 人を観察するのはとても好きだ 何か役に立つときが来るだろうか‥

-先輩 今どこにいますか?-

二人の時間は静かに止まる

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コメント

2

ユーザー

新連載楽しみにしてます、頑張ってください 感動系、でしたよね...?続き待っています

ユーザー

続きが気になります😊

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