第7話
♡
なんとなくカップルらしいことをしてみたい、
そう思ってプリに誘ってみたはいいけど、
誘った私の方が緊張していて、
なんだか少し、
照れくさくて、
変な顔になってないかな、
前髪とかボサボサになってないよね、
色々と心配不安がが襲ってきて、
その不安な顔をしてる自分を隠すために、
必死に笑顔を作って
フラッシュが来るのを待っていた、
だけどラスト1枚、
なんのポーズで撮るのが正解かわからず、
ガイドのまんまで撮ろうと手を構えようとした時、
横にいた君の姿がなくて、
カメラの下に映る自分を見てハッとする、
君は横じゃなくて、
私の真後ろにいたの、
そしてシャッターの音が鳴る時、
長尾謙杜
桜木はる
びっくりしてる顔がそのまま残ってしまったけど、
本当にカップルみたいなことが出来ちゃった、
というか本当のカップルなんだけど、、
落書きスペースに写った君が私に後ろから抱きついている写真、
それを見て、
桜木はる
思わず言っちゃった、
長尾謙杜
そりゃそうでしょ?
だって、
桜木はる
本音がポロリ、
だけど、君は笑ってくれて
2人で作った世界にふたつだけの 思い出、
長尾謙杜
そう言ってバックハグのカットを指さす
桜木はる
思い出すだけでも顔が赤くなる、
来て欲しくない今日の終わり、
君に言いかけた、
桜木はる
長尾謙杜
桜木はる
「素敵な夢を、」
だめだ、
体が正直に物申す
息を呑むと口が開かなくなる、
そんな私を見て
長尾謙杜
また不意をついて言ってくる、
桜木はる
桜木はる
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
桜木はる
時が止まって見える、
君は笑顔で私にそういう、
このまま君の頬に触れそうになったけど、
だめ、
“キスはまだなの、”
だから、キスをしようとした体を抑えて、
桜木はる
それだけ言って顔を逸らした
第8話まで
♡350以上
次回から色々と進みます!!
♡いっぱいだとめっちゃ嬉しいです✨
コメント
11件
も う き す し ち ゃ え ? (
うん不意打ちは流石にヤバい キュン死する!!
はるちゃん可愛い!!好きが増えたはちょっとタヒぬぅぅぅ、続き楽しみ!!