僕はいつも、とある先輩と一緒に下校している。 まあ、駅から学校までの間だけ、だけど。 今日も無事全ての授業を終え、 先輩の教室へ向かう。
ガラガラ
るぅと
るぅと
先輩は机に突っ伏して爆睡していた。
るぅと
ころん
るぅと
僕はため息をついて、隣の席に座った。 腕の間から、先輩の整った顔が少し見える。
るぅと
ころん
るぅと
何言ってるんだろ、僕...。 頬杖をして先輩を見た。 髪さらさらだなぁとか、 どうでもいいことを考えていると、 先輩は突然ムクリと顔をあげた
ころん
るぅと
るぅと
るぅと
先輩は目をこすって辺りを見回した。
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
先輩が目をキラキラさせてこっちを見てくる。
るぅと
ころん
ころん
るぅと
僕は、苦笑いして席を立ち、 教室の扉の方へ移動した。
ころん
先輩が慌てて僕を追いかけてきた。 ...金髪の超可愛い後輩ならここにいるのに。 ......僕を選べばいいのに。
ころん
るぅと
ころん
___僕は、 このどうしようもない先輩に恋をしている。 同じ男の人なのに、好きで、好きで、 たまらなく好きで、大好きで... 神様、どうか教えてください。 この恋が実る可能性は、 1%でもあるのでしょうか。 僕は、 頑張ってみてもいいのでしょうか...
コメント
2件
うん!良いんだよ頑張って
フォロー失礼します!