テラーノベル
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可哀想な受けが大好き♡
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ゆるみちゃん
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side シ ュ ウ ジ
十年間
彼奴の居ない世界を 過ごした
今でも あの日の事は
一言一句を 一つ残らず覚えている
_ ¿?
Ten years ago a certain memory
深夜
路地裏で御前は
別れを告げた
「 私さ 」
「 実は箱入り娘なんだ 」
シ ュ ウ ジ
夜空に呟く御前と 目を見開く俺
その言葉で この話は始まる
「 世間一般で云う 」
「 お嬢様 」
シ ュ ウ ジ
「 ... ビックリでしょ 」
「 でも其れが本当なんだ 」
「 其れでさ 」
「 昨日 」
「 縁を切ったはずの父親が 」
「 家に来たんだ 」
シ ュ ウ ジ
「 ... 笑 」
「 私を連れて行く 」
「 ... だってさ 」
シ ュ ウ ジ
「 ... だから 」
「 もう、会えないよ 」
シ ュ ウ ジ
「 嗚呼 ... 」
「 もう、行かなきゃ 」
シ ュ ウ ジ
シ ュ ウ ジ
「 ... 笑 」
「 突き飛ばしてでも 」
「 逃げるかな 」
シ ュ ウ ジ
「 嘘まみれの私でも 」
「 そんな嘘は吐かないよ 」
シ ュ ウ ジ
「 ... 無理だよ、きっと 」
「 大人しく捕まっといた方が 」
「 多分、身のためなの 」
シ ュ ウ ジ
「 ... 最期迄、君は 」
マ イ リ 「 “ 私 ” に冷たいのネ 」
シ ュ ウ ジ
「 ... 笑 」
「 でも、ちょっとだけ 」
「 淋しいや 」
シ ュ ウ ジ
シ ュ ウ ジ
「 っ ...! 」
「 ... ほんと 」
「 君のそーゆー所 」
「 大っ嫌い ... 笑 」
シ ュ ウ ジ
シ ュ ウ ジ
シ ュ ウ ジ
「 ... そっか 笑 」
「 其れじゃあ 」
「 もう、さよならネ 」
シ ュ ウ ジ
「 ... ばいばい 」
別れを告げる 少女の声が
余りにも 哀しいモノで
シ ュ ウ ジ
シ ュ ウ ジ
気づけば俺は 彼女の名を叫んでいた
マ イ リ
シ ュ ウ ジ
マ イ リ
マ イ リ
シ ュ ウ ジ
シ ュ ウ ジ
マ イ リ
マ イ リ
街頭に照らされ きらきら輝く雫は
今迄見てきた どんな宝石よりも
儚く 綺麗だった
シ ュ ウ ジ
マ イ リ
俺がそう言うと 彼女は微笑んで
マ イ リ
期待と不安の溢れた顔で
マ イ リ
マ イ リ
マ イ リ
マ イ リ
其の言葉を 夜に放った
「 ... 」
「 ま タ ネ 」
そこ迄云うと 彼奴は
宵 闇 に 溶 け た
side _ ¿?
ねえ、まだ覚えてる?
あの 十年前に交わした約束
実はね
今日が其の 約束の日なんだよ
御 願 威 出 素
お願いです
如 何 架 、 又
どうか、また
阿 之 路 地 裏 出
あの路地裏で
掻 攫 吊 手 夜
掻っ攫ってよ
怪 盗 彡
怪盗サン
月檻参璃 二十五歳
マ イ リ
マ イ リ
マ イ リ
マ イ リ
現在 怪盗待ち中
但し
お目当ての彼奴は 来る気配なく
マ イ リ
少し
ほんの少しだけ
不安に駆られてしまう
マ イ リ
マ イ リ
彼に限って そんな事はない
... とは思いたいけど
何せ、十年だ
マ イ リ
嗚呼、来て損してしまった
私が来れるのは 今日だけなのに
マ イ リ
マ イ リ
そう呟いて 路地裏に背を向けた
時だった
_ ¿?
マ イ リ
まさか そんな
そんな訳 ないのに
マ イ リ
_ ¿?
シ ュ ウ ジ
昔と変わらない 煙草の匂い
両手に描かれた 「 罪 」と「 罰 」
何一つ変わらない 君の顔
シ ュ ウ ジ
マ イ リ
マ イ リ
そこ迄云うと 私は
愛し貴方に 抱きついた
怪 盗 二 面 相
半間 修二 Hanma Shuji
×
月檻 参璃 Tsukiori Mairi
fin
コメント
59件
最高すぎます 天才ですね、惚れました 主様大好きです♡(( 片仮名を入れるのも工夫ですね...!! 英語と片仮名と漢字と平仮名 全部を使ウ方でスね