作者
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あの時の記憶は薄い。
あの時俺は、何処で何をしていた?
そして今は何を?
ヒビキ
目が覚めた。 また倒れていたのか。
俺はとっさに起き上がった。 ここは?
サカタ
俺はうなずいた。 誰だろう、誰かに似てる。
サカタ
ミカエ
そうか、ミカエの兄貴。 通りでオレンジ色の髪な訳だ
ミカエ
ヒビキ
そう、俺は瞬時 響。 ミカエと同い年の9歳
ハヅキ
ヒビキ
みさき
今のは俺の妹、瞬時 心咲 そこまで心配していたのか、俺の所に飛び込んで来た。 俺はみさきを優しく抱いた
みさき
ヒビキ
やっぱり倒れてた。 何でだっけ?確か,,,,,,
ヒビキ
みさき
ハヅキ
ヒビキ
ここでは言わないでおこう 「まじの記憶喪失」なんて言ったら 「ホントのホントに大丈夫なの?」 なんて言われて飛び付かれそう(汗)
ヒビキ
ミカエ
ヒビキ
サカタ
みさき
ヒビキ
ミカエ
ヒビキ
言っちまった(汗汗汗)
ハヅキ
予想通り。 ハヅキは俺の所に来ては、俺の肩をガシッっと掴んだ。 ハヅキの手はいつでも暖かい。
ヒビキ
ヒビキ
ちょっ何でまじ泣きしてんの?!
ミカエ
ハヅキ
,,,,,,,,,,,, 「仕方ない」なんて思って 俺はハヅキを抱いた
んだけど,,,,,,
ヒビキ
抱き返されたのは良いんだけど、 抱いているって言うより締め付けているって言った方が良い だからものすんごく痛い
みさき
サカタ
ヒビキ
デッ、デート?! デートっていっても,,,,,,
ミカエ
サカタ
ハヅキ
ヒビキ
うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ??!! っていうかいつの間にか泣き止んでるしぃぃぃぃぃぃ?!
ミカエ
みさき
ヒビキ
ハヅキ
ヒビキ
ハヅキ
ミカエ
ハヅキ
サカタ
ヒビキ
サカタ
ヒビキ
俺自身でもわかってないんだけど 生まれつきなんだよね。
家族でも俺だけ
ミカエ
みさき
それだけではない。 オマケかのように俺は体が弱い
父さんも母さんも体が弱かった訳ではないのに
ヒビキ
ハヅキ
何で両親は俺が黒インクである訳を教えてくれなかったのだろう
そして、何でこんなに弱いんだろう
サカタ
そうだ、まだ,,,,,,,,,,,,
まだ変われる