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わんく 一応シェアハ 全色/赤愛(別に右ではない) ちょっと疲れて学校に 行きたくなくなった話
りうら
閉じたカーテンの隙間から 何となく空を眺める 夕暮れの空は無情にも 段々と藍色を混ざらせた
りうら
別に学校自体は好きだ
友達も出来て、楽しくて 頑張って勉強して 単位取るそんな所だから 好き、というか嫌いではない
なのにたぶん、なんだろう 言葉を出す事が辛くなったんだ
数日お休みして皆とライブして 推してくれてる子達の愛を 沢山持てないくらい目一杯貰ってきて それで俺は幸せなんだけど だからこそ大学に行かなくても あそこの居方が分からなくなったんだ
りうら
サボるとかは無理だ 普通に出席が足りなくなるし 行かなくてはならない、それだけ
各々が作業をしていたり 当番制の仕事をしている中 スマホを片手に天井を眺めている
皆が居ると分かる音があると 少し落ち着けた
ないこ
りうら
初兎
悠佑
ほとけ
いふ
そう言いながら彼は 前髪を分け額に手を当てた
いふ
りうら
悠佑
ないこ
最年長は正面の椅子に腰掛ける リーダーの彼はすぐ隣に座ると その反対には二番目が飛んできた ソファの後ろ辺りで作業をする彼は 自分の背後へ近付いている 机で作業をする彼に至っては ヘッドホンを片耳だけずらし 話を聞くまま作業を続けていた
りうら
初兎
りうら
言葉に言い表せない もやもやして、真黒で重い様な 形容する事の出来ない 未知なる生物の様なものだ
ほとけ
りうら
いふ
ないこ
初兎
ほとけ
りうら
悠佑
いふ
初兎
りうら
ないこ
ほとけ
初兎
いふ
りうら
悠佑
ないこ
ほとけ
りうら
いふ
りうら
ないこ
悠佑
初兎
少しの考える時間 やりたい事とは言えど 大体は皆と叶えてしまえそうだ まっくろな綿を晴らせる 自分がしてほしい事、って何だろう
りうら
ぽつり、と零れた言葉 何となく温もりが恋しかった これはで困らせるだけだ この中であるのは家族愛というもの 特殊な感情で付き合っても無い ふと言ってしまったそれで 現実の正気に戻る 一瞬だけ空気が止まったからだ
上を向いていた顔を下げ 言い訳を紡ごうとしたその瞬 腕に飛び込んだ温もり 誰だかは分かる 何をしているのかも分かる それでも理解は追いつかない ぎゅ、っと抱き締めたまま 背中を撫ででくれる ただあったかい 、それだけ
悠佑
りうら
横から伸びた大人の手は 頭を優しく撫でてくれている 何かを言う事は無く ただ寄り添っていてくれた
二人が周りを見て一回離れると 他の三人が近付いてくれて 口々に言葉と一緒に伝えてくれた
ほとけ
明るく声をかけてくれた彼 一旦抱き締めた後に 髪がくしゃくしゃになるまで わさ、っと撫でられた 多分辛気臭い雰囲気を嫌って 元気にしようとしてくれたんだと思う
初兎
大好きやで ~ 、と 少し軽めに抱き締められる ハグ自体があんまり 好きじゃないらしくて これでも珍しくて優しい方だった
そのすぐ次だ 後ろから正面に回ってきた青髪の彼の 腕の中にぐい、と押し込まれる 少し強引だけど痛くはなくて 寧ろ身長の分 容量的な安心感が大きくあった
悠佑
彼は悪戯気に笑う 確かに叶ってしまった
りうら
ないこ
初兎
りうら
ほとけ
悠佑
ないこ
いふ
その呼び声から段々と 年齢順で仲良くし始める 案外こういうのも楽しいかもしれない
ほとけ
いふ
ほとけ
ないこ
初兎
りうら
悠佑
いふ
悠佑
いふ
初兎
ないこ
りうら
ほとけ
その後にグループLINEで 「アイス何が良い ?」だって コンビニ行ってた二人が買ってきてくれて 皆でアイス食べたんだ 沢山幸せで、美味しかった
不仲な二人とかビジネスBLとか それに対す不安は杞憂な様だ 平凡すぎる日常も イレギュラーなハプニングも 皆で楽しんで走りたい 僕らは皆しあわせです
ついったで見かけたやつ オキシトシン 安らぎの物質:つながりと愛情 キスとかハグとか 好きな人と手を繋ぐとか セロトニン 癒しの物質:落ち着きと平常心 湯船に浸かるとか笑顔で話すとか 映画で感動するとか