注意書き
アイコンは原作または二次創作のイラストを使わないため透明
この小説(二次創作)は作者の捏造盛りだくさん
誤字脱字等は心の目で補ってください
赤葦夢です
赤葦が落しに来るんじゃなくて赤葦を落としにいきます
続きは書くか不明
それでもいい同士だけ読んでください
話す回数と見かける回数はほぼ同じ
話す、とは言ってもそれは事務的な会話
だからこそ、今この状況に困っている
ユウ
こちらが耳だこになるほどあの喧しいクラスメイト呼んでいた名前
それがあっているかは分からないが、それを教えてくれる人は今この場にはいない
ここは私立梟谷学園高校の図書館
4階に位置し、本の種類数は幅広く豊富に揃えてある
見晴らしも良く、日差しが適度に当たるここでは読書以外にも昼寝をしに来たり昼食を食べに来る生徒がぼちぼちいたりする
基本的に本を汚さなければいいのだが、食品の匂い付着防止のために定期的に換気をする。
委員会の仕事では無いが、もはや本好きの無意識下での行動だ
今日も図書委員の仕事があらかた終わり、最後に開けていた窓を閉めようとしていた。
ユウ
そこには最近目にするようになった頭が見えた
お弁当らしき包みがあるから食べたあと眠くなったのだろう。
ユウ
気持ちよさそうに寝ているところで申し訳ないがそろそろ起きてもらわないと昼休みが終わってしまう
そして冒頭に戻る
熟睡しているのか呼びかけても全く反応がない
ユウ
一度揺すってみるか?いやしかし知らない人に突然触られるのを不快に感じる人も少なからずいるだろうし
うーん、と悩んでいるともぞりと動く気配がした。
ユウ
寝返りをうった彼の頬には髪の毛の跡がついていた。ふわふわの髪が跡になるとこんな風になるのか
ぽふ
好奇心からくる無意識だった。すみませんお巡りさん私です
内心冷や汗を流しながら告発していると予鈴のチャイムが鳴り響いた
ユウ
さすがに焦り、今度は先程よりも大きな声で呼びかける
うっすらと目を開いてこちらを見上げたアカーシくんはまだ状況が把握できていないのか途端に目を見開く
ユウ
赤葦
ユウ
赤葦
ユウ
赤葦
ユウ
赤葦
なんと反対側の頬にも同じような跡がついていた
教室に戻ったら笑われないといいけどと、笑うのを堪えながら手を伸ばすとじっと見てきた
ユウ
赤葦
ユウ
拙い口調のおおむ返しにくすくす笑っていると、ようやく覚醒したのか綺麗なつり目を少し見開かせた
赤葦
ユウ
赤葦
ユウ
授業遅れないようにね、と壁にかかっている時計を指しながら言えば慌てて教室に向かって行った
扉から出る前にこちらに会釈するところに礼儀正しい子だなと思った
ユウ
次の授業移動教室で良かった、と思いながら図書室の鍵を閉め足早に目的地に向かった
NEXTーーー???
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