テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ぬいぬい

皆さん、どうもでございますです

ぬいぬい

今回は31話で番外編15になります!

ぬいぬい

ついに桜くんは出産の時を迎えます

ぬいぬい

梶くんは初めてのことでなにもできない自分を悔やむ

ぬいぬい

という感じで始まるよ

ぬいぬい

皆さん、準備はいいかな?

ぬいぬい

ではではレッツゴー!

桜くんは只今陣痛が来ているところ

桜遥

う"う"…う"あ"ぁ"…

助産師

お母さん、大丈夫ですからね

助産師

ゆっくりでいいので深呼吸しましょう

桜遥

う"ぅ"……コクッ

桜遥

……っ…ふぅー…

助産師

ゆっくり深呼吸を繰り返して

桜遥

…っ……ふぅー…

しばらくして陣痛の間隔が短くなる

桜遥

う"あ"ぁ"……う"ぅ"……

助産師

お母さん、次陣痛来たらいきみますよ

桜遥

………コクッ

助産師

もう少しですからお母さん頑張りましょうね

桜遥

う"う"あ"…

助産師

お母さん、いきんで!

桜遥

う"う"…う"う"あ"…

助産師

お母さん、頑張って!

梶蓮

………

梶蓮

俺にはなにもできないのか…

梶蓮

(いつも苦しんだりするのは遥の方だ…)

梶蓮

父親は何もできないのか…

梶蓮

(こういうときに…)

梶蓮

(両親はどうしていたんだろう…)

梶蓮

(俺はこうやってオロオロすることしかできない…)

梶蓮

(父はどうしていたんだろうか…)

う"う"…う"う"あ"…

梶蓮

(両手を握って祈る

梶蓮

(神様…頼む……)

梶蓮

(無事に…生まれてくれ…)

梶蓮

(遥を……守ってくれ……)

梶蓮

お願いだ…神様……ボソッ

んぎゃあぁ"…(産声

梶蓮

もしかして……生まれた……?

助産師

お父さん、赤ちゃん無事に生まれましたよ!

梶蓮

あ、あの……遥は…

助産師

お母さんも無事ですよ

梶蓮

……よかった

梶蓮

遥…

梶蓮

その…お疲れ様

桜遥

すごい大変だった…

桜遥

でも見てくれよ

桜くんのベッドの横にベビーベッドがありそこに赤ちゃんが寝ていた

桜遥

俺と蓮の子どもだ

桜遥

すっごい可愛い

梶蓮

………っ

桜遥

蓮…?どうかしたか?

梶蓮

いや…嬉しいんだけど…言葉が…上手くでなくて…

梶蓮

気の利いた…こと…言ってやりたいのに…

梶蓮

(涙を流す

梶蓮

ごめん…感激しちゃって…

桜遥

仕方ないよ、蓮は子どもが生まれるの誰よりも楽しみにしてたし

桜遥

それに蓮が支えてくれたからここまでやってこれたんだよ

梶蓮

え?

桜遥

俺が辛いって思ったとき蓮がいてくれたから

桜遥

いつも蓮が優しく声をかけてくれたから

桜遥

だからここまでやってこれた

桜遥

蓮は…たくさん助けてくれたよ

梶蓮

お前は本当に…俺を慰めるのが上手いな

桜遥

それに蓮、この子の顔見てよ

桜遥

ものすごく幸せそうな顔してる

梶蓮

あぁ…本当に可愛い

梶蓮

遥に似てる髪の毛も…可愛い寝顔も

梶蓮

この白い肌も全部が可愛い

梶蓮

これからよろしくな…

桜遥

名前、決めてやらないとな

桜遥

一生のものになるんだし本人が気に入る名前考えてやりたいよな

梶蓮

遥、名前を決めるに当たって譲れないものとかあるか?

桜遥

いきなり言われてもな…

桜遥

譲れないものって言ってもな……

桜遥

あ、強いて言えば一つだけ

梶蓮

なんだ?

桜遥

うーん…まだ秘密

梶蓮

何でだよ、教えろ

桜遥

そのさ…俺たちみたいに幸せになってほしいから

桜遥

幸せっていう意味合いの名前つけたいなって…

梶蓮

なるほど…いいな

桜遥

名前決まったら、皆に見せてやろう

桜遥

見せる気なんだろうから

梶蓮

見せるに決まってるだろ

梶蓮

きっと皆、可愛いって誉めてくれるだろうな

梶蓮

とりあえず俺、楠見と柊さんに連絡してくるな

梶蓮

無事に子どもが生まれたから安心してくれと

桜遥

わかった

桜遥

(幸せもそうだけど…譲れないものはもう1つある)

桜遥

(そのことも蓮に話してみよう)

 

 

次回 子どもの名前

飴のように甘い恋【梶桜】

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

282

コメント

20

ユーザー

続きがたのしみです!

ユーザー
ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚