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苺花
苺花
何気なく廊下を通っていると、
薄暗い空き教室で一人、レイちゃんが机に突っ伏して泣いているのを見た。
レイ
苺花
苺花
話しかけようと思ったがやめた。
苺花
泣き疲れたのか、レイちゃんは 寝てしまった。
苺花
白い肌には爪を突き立てた引っ掻き傷
イタズラで切られてしまったのか、 スカートは不揃いになっていた。
彼女が泣く様子を見て、僕以外の誰もが薄笑いする。
苺花
そう言って、僕は涙に溺れていく君の手にそっとキスをした。
苺花
苺花
レイ
苺花
レイ
彼女は返事することなく走り出した。
レイ