瑚琴
瑚琴
瑚琴
瑚琴
瑚琴
こったキャラクターデザイン
それを表現すべくコスプレのような衣装がある。
「えーと」
深聖
「某は狐艫!」
深聖
狐艫
淡々と自己紹介をしだし少しずつ惹かれてゆく
自分で考えたデザインの衣装をいつか自分できたりしたくてこの業界に入ったとか、そんな小さなこと
狐艫
狐艫
狐艫
狐艫
狐艫
その弾けた笑顔、ドキッとしたこの心情は止められない。
深聖
狐艫
一瞬として終わった自己紹介は私の心にまだ残る。
コメント欄を覗いてもコメントは少ない。
まぁ、応援くらいはしてやるか、とコメントを書いた。
深聖
深聖
軽い気持ちだった
自分なあんな思いになるなんて知らなかった。
深聖
○ ーーーーー 今日から狐艫 って人推す @×××××××
深聖
深聖
深聖
数分しか経っていない発信
深聖
いいねが着くのが早く驚きを隠せずにいる。
動画だって少ない、すぐに全部見終わったし、弄ぶような感覚で推しだと偽った。
なんだろうこの気持ちは
深聖
歌ってみたなどを聴いたり、クマッターにある服のデザインを見たりと心が浄化されてくるこの感じ
幸せとでも言うのだろうか
深聖
そう思ってはいた
何故か、あの言葉で、"好きなことを全力で好きでいていいって分かってもらいたいんだ"
嗚呼いつからだったろうか
ぐるぐると宇宙を、星を回るだけのようなループを繰り返し部屋にこもるようになったのは。
いつからだったろう好きなものをばかりされたのは
クラスメイト
過去の深聖
クラスメイト
過去の深聖
過去の深聖
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
過去の深聖
そんなの自分が一番わかってる
思い出したくなく心の奥深くにしまった記憶
かすれたその記憶は次々に私の耳を刺すかのように思い出してゆく
深聖
ただ少し絵が上手くて調子に乗ってたのかもしれない
それでも好きな物は好きでいたかった
何が悪いんだ。そう頭に巡らせることしかできなくてネットで吐く
それでも
狐艫
脳裏を過ぎるその言葉は胸を熱くさせる
深聖
どうしてこんなにも縋っていなければ生きてはいけないのだろう
深聖
深聖
同じように同じように
息苦しくてたまらぬこの世界を抜け出すことは不可能で不可思議なこの世を目にする。
大量のこの世を吐き出せなくなるまでに追い詰められるまで
大丈夫という保証の無い言葉それで心を落ち着かせる。
深聖
深聖
仮の推しという物を作る。偽りの担当ということをバレぬよう推しの人形でも作ろう
深聖
イメージカラーが黄緑かなにかだったか
その日は引き出しから黄緑色のリボンを取りだした
狐艫
スマホを見つめいいねを押す
狐艫
狐艫
狐艫
こちらを見つめてきた
狐艫
そなたも推さぬか?
小生を
瑚琴
もう一度見つけて下さりありがとうございます。 こちらの話はまだ序の口です! 低浮上気味なので早めに書かなければーなんて思ってます💦 少しでも開いてくださった読者様、ありがとうございます! もしコメントで質問がありましたらまた答えさせて頂きますのでどーぞどーぞ! そこまで人気ではありませんがね、あはは ではまた2話でお会いしましょう! .。.:*✩. 𝕜𝕠𝕔𝕠*☆ *:.。.
瑚琴
瑚琴
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