コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
6月の晴れの日はもう暑い
頬にぽろっと汗の雫が落ちる
それを拭い、彼女は足を止める
すうっと彼女は深呼吸をした
肩までかかっている髪を持ち上げきゅっとゴムでそれを高めの位置でまとめる
その毛先には高校生の時に再度染めた金色の部分がまだ残っていた
そして彼女は1人でに呟く
??
??
私立青葉城西高校
名前の由来は青葉城の西の位置に属している由緒正しい学校
いろいろなものに力を入れて、文武両道を目指している学校
県内トップクラスの進学校で、勉学やスポーツどちらも力を入れている
特に男子バレーボール部は強豪
毎年県内ベスト4に入る強豪中の強豪
今年は宿敵絶対王者の白鳥沢に敗北し、全国の切符は逃している
他の高校ではエースを張れるような選手が揃っている
全体的のレベルが高く、大きい選手も沢山いる
ここまでがあたしの知ってる青葉城西高校のことだ
野球部らしきランニングをしている者や
放課後どこへ行くなど話している女子生徒などとすれ違った
今は放課後か
迷いもなく校舎内の職員室に向かった
こんこん、失礼します
久しぶりの職員室。やはり緊張する
あたしが職員室に呼ばれる理由はろくでもないことばかりだった
??
??
教師
教師
??
あたしの顔は認知されていたらしい
その人について行って、体育館を目指した
教師
??
教師
??
気の優しい先生はあたしを送ってくれた
さすが私立整備も整っている
けど、あたしが通っていた学園もすごかったな…
そんなことを思い出していたら体育館についた
??
青葉城西の体育館は大きい
もう部活が始まっていた
スパイク練習が行われていた
あたしに気づいたのか、金髪の若いコーチが近づいてきた
溝口貞幸
溝口貞幸
そう言い残し、監督らしき人を呼んできた
入畑伸照
入畑伸照
入畑伸照
選手たちを呼びかけて、こちらに集合させる
大きい選手たちがこちらに返事をしながら向かう
部員
全員がこちらに集合し、あたしを見つめる
全員が集まったことを確認し、監督が述べる
入畑伸照
入畑伸照
入畑伸照
入畑伸照
入畑伸照
溝口貞幸
急な発言に戸惑ったが、頭の中で整理して自己紹介を手短に考える
??
??
??
女監督