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「泣き虫主様と強がり妾兵士」

「泣き虫主様と強がり妾兵士」

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第一話 今も昔も

♥

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2024年01月08日

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柊 夜___。

皆様。どうもこんにちは。

柊 夜___。

では、ストーリーを進めていきたいと思います。

柊 夜___。

誤字脱字あればすみません

柊 夜___。

では、スタ~ト

東雲 類

ふわぁ

僕は東雲 類

瀬蘭(せらん)という国の、次期国王になる。

だが、少し怖い。

なぜなら、僕は目立つことや、人前にたつことが嫌いで、苦手だからだ。

お母様や、お父様には、嫌いだと避けるのは、よくない。やってみると大丈夫なこともある。

といわれてきたが、やっぱり怖い。

東雲 類

今日、そういえば僕の指導者、兵士が来るって春(しゅん)さんが言ってたな。

東雲 類

怖い人じゃなければいいけど、、

そう思いながら、重い体をベッドから起こす。

佐野 春

主様。起きてらっしゃいますか?

佐野 春

もう、いらしていますよ。
貴方専属の。

東雲 類

そ、そうなんですか。
お、おはようございます。

佐野 春

起きていらしているのですね。

佐野 春

でしたら、お早めにご準備をお願いします。

東雲 類

そ、そうですね。
すぐに準備します。
ありがとうございます。
春さん。

佐野 春

いえ。ではお待ちしています。

そうして、僕ははやく準備をし、部屋を出た。

東雲 類

って、何処で待ってるんだ?

東雲 類

場所聞いとけばよかった。

僕は呟いた。

   

  

そう、僕は方向音痴だ。

どれだけわかりやすい場所にいようとも、すぐに迷ってしまう。

???

ほーう。これが妾のつく、主か。

???

にしては、弱そうじゃのう。

???

本当にこんなやつで国王になれるのか?

???

迷っているようなやつが

東雲 類

ふぇ?

う。変な声出た。恥ずかしい。

???

なんじゃ、その変な声は。

???

面白いやつじゃのう。

???

気に入りそうじゃ

佐野 春

おい。主様に無礼を働くな。

佐野 春

主様。方向音痴、直した方がよろしいですよ。

佐野 春

ほら、主様に名を名乗れ

???

なぜ妾からなのじゃ

佐野 春

当たり前だろう。

東雲 類

あ、えと。
僕から名乗りますね。

東雲 類

えと。
僕の名前は東雲 類です。

東雲 類

あの、これから宜しくお願いします。弱々しくてごめんなさい。あと、変な声だして、

???

待て。なぜそんなにも謝る。無意識なのか知らないが、謝りすぎると気持ちがこもっていないように思われるぞ。

急に怒られた。そして、自分の口を塞がれた。動けない。

???

では、名乗ろう

???

妾の名は、

海百合 海月

海百合 海月(うみゆり くらげ)じゃ

海百合 海月

覚えておけ。

佐野 春

はぁ。本当に、主様に敬語は使えないのか。困ったやつだ

佐野 春

主様。こちらが、専属の指導者兼兵士さんだ。

佐野 春

あまり、怖がらず、接してみてください。

佐野 春

ては、これで。

海百合 海月

はいはい。
そんなことはわかっておるぞ。

佐野 春

あとは、海月に任せる。
くれぐれも無礼を働かないようにな

海百合 海月

にしても、お主面白いやつじゃな。今まで妾をみると怖がるやつしかいなかったが。

海百合 海月

怖いもの知らずか?

海百合 海月

とりあえず、場所を変えよう。ここは落ち着けん。

東雲 類

では、広場の方へ、、

海百合 海月

そうじゃな。

柊 夜___。

咲いてるの、百合だと思ってください

海百合 海月

ここは、空気が美味しいのう。気に入った

東雲 類

僕のお気に入りの場所です。気に入ってもらえてよかった。

海百合 海月

そうか。

海百合 海月

で、お前、何ができる。

東雲 類

へ?

海百合 海月

何ができると聞いているんだ

東雲 類

えーと、

海百合 海月

すぐに答えられないのか。

東雲 類

は、はい

海百合 海月

ふーん

東雲 類

は、はい

海百合 海月

そうか。

海百合 海月

じゃあ、すぐに答えられる自信のあるものを見つけられるようにしてやる

東雲 類

え?

海百合 海月

まあ、見ていろ。

海百合 海月

というよりは、まあ、待っておけ。の方が正しいか、

東雲 類

そうですか。

東雲 類

楽しみに待っておきます。

海百合 海月

じゃあそのためにはやく勉強じゃな

東雲 類

僕は、勉強が苦手だ。嫌いだ。

海百合 海月

はやくいくぞ。
お前の勉強室、特別につくってもらったんだからな。

東雲 類

そ、そうですか。

案外、優しい人、、かな。 そう、思い始めた

海百合 海月

ほら。ついてこい!

東雲 類

は、はい!

海百合 海月

よし。じゃあ、始めるぞ。

東雲 類

ど、どれからすれば、、

海百合 海月

好きなことからしろ。
それから集中し始めたところで嫌いなことをしろ。の方が楽だろう?

東雲 類

そう、ですね。

東雲 類

じゃあ、美術?
絵を描くことから。

海百合 海月

絵を描くことが好きなのか。

東雲 類

はい。そうですね

海百合 海月

いいことじゃないか。

東雲 類

あ、ありがとうございます。

自分の好きなことが、始めて認められた気がした。

僕は今まで自分の好きなことを認めてもらったことがなかった。

それから、自分の好きなことを言うこともなくなっていた。

海百合 海月

礼なんていい。
好きなことがあるのはいいことだ。

海百合 海月

それを、得意にすれば、お前の自信もつくな!ニコッ

東雲 類

そう、ですね。

幼少期 東雲 類

お兄ちゃん!
僕、お兄ちゃんのこと大好き!

幼少期 東雲 類

僕ね、絵を描くの好き!

幼少期 東雲 類

大きくなったら、絵を描く人になる!

幼少期 東雲 類

お兄ちゃんの笑ったところ描かせてね!

東雲 蓮

嗚呼。好きなことがあるのはいいことだ!
お兄ちゃんのこと、かっこよく描いてな!

幼少期 東雲 類

もちろん!

東雲 蓮

可愛いな。類は。

幼少期 東雲 類

ありがとう!

僕のお兄ちゃんは、よく頭を撫でてくれた。

僕は、お兄ちゃんのことが大好きだった。

今も、昔も。

でも、もう頭を撫でてくれることはない。

百合の花を植えてくれたのは、お兄ちゃんだった

柊 夜___。

お帰りなさい。

柊 夜___。

お疲れ様です。

柊 夜___。

ここまで読んでくださった方ありがとうございます

柊 夜___。

第二話、お楽しみに

     第一話 今も昔も     ~自分の好きなこと~

        END

柊 夜___。

またね。

「泣き虫主様と強がり妾兵士」

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