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ぇっ、?

ウチニコナイカ……、?

??

大丈夫か?

ハッ、……はい、大丈夫です

思わず、3分くらい

フリーズしてしまっていた

あの、でもなぜ私を……、?

……初対面ですし

??

あぁ、そうだな

??

だが、困っているんじゃないか?

……それはそうだ

だからこそ、彼女にメリットがない

この発言が怖い

心配してくれたのはありがたい

だが、安易に信用なんて

出来るはずもない

??

だが、あまりここにいると

??

事件がまた1つ増えることに

行かせていただきます

??

……あ、あぁ

第2話 美しい花には刺がある的な……?

??

なぁ、あんた……何者や?

どうしてこんなことになったのだろうか

数分前

……来てしまった……

申し訳なさと警戒が混ざってしまっている

??

あぁ、そういえば自己紹介をしてなかったな

は、はい

??

私の名前は

亜白ミナ

亜白ミナだ。

亜白……ミナさん、?

よ、よろしくお願いします

亜白ミナ

名前は覚えてるのか?

……自分のことなら……覚えています

亜白ミナ

そうか。出来れば自己紹介をしてくれ

出来れば……。

彼女……亜白さんの気遣いに少し

胸が熱くなるのを感じる

私、は……蘭です。翡翠蘭

亜白ミナ

ひすい、らん、?か。

はい。

亜白ミナ

質問をしていいか?

はい

亜白ミナ

なぜ蘭は仮面を被っているんだ?

ふと片手で被っているお面を抑える

……すみません、……覚えてないです

亜白ミナ

……そうか、すまない。嫌な質問をしたな

ハッとしてから

無意識に力が入り

眉間にしわが寄っていたのに気づく

……彼女には、私の表情は見えてないはず

もしかしたら、声が震えていたのかもしれない

亜白ミナ

蘭、もう一人紹介したいやつがいる

亜白ミナ

入ってきてくれ

保科

保科宗四郎

失礼します

入ってきたのは黒髪マッシュの人

整った顔つきに

糸目に何故か惹かれる印象を持つ

彼は、私を見て少し眉を寄せるが

すぐに何も無かったように笑顔に戻る

保科宗四郎

……亜白さん?この人はだれや?

亜白ミナ

蘭、自己紹介を頼む

あ、……は、はいー、。

翡翠蘭と言います……よ、よろしくお願いします

保科宗四郎

……僕は保科宗四郎や。

保科宗四郎

……ちなみに彼女、?彼?は一体どういう経路で……?

亜白ミナ

あぁ、拾ってきた

保科宗四郎

拾ってきた!?

保科宗四郎

……

彼は困ったように額を片手で抑えてる

亜白ミナ

蘭は記憶喪失だそうだ

保科宗四郎

記憶喪失!?

亜白ミナ

あぁ、ビルの外を彷徨いているのをみて

亜白ミナ

私が声をかけた

亜白ミナ

帰ろうにも行くあてがないらしいからな

は、はい……なんだかすみません

保科宗四郎

……はぁー、まぁとりあえず状況は分かりましたわ

保科宗四郎

ちゃんとボスにも報告してくださいね?

亜白ミナ

あぁ。そして度々すまないが

亜白ミナ

ボスに先程呼び出しをされてしまった

亜白ミナ

悪いが蘭と一緒にいてくれないか?

え?

保科宗四郎

亜白ミナ

蘭、すまないが保科と少し待っていてくれ

そういい亜白さんは部屋を出ていく

え、ええぇー、?

無言の空間がなんだか気まずい

保科宗四郎

なぁ

笑みを貼り付けている……保科さん、?

が声を掛けてくる。その笑顔が怖い

そう思っていると

保科さんがこっちに近づいてき

保科宗四郎

なぁ、あんた何者や?

壁に追い詰められ

見下ろされる

……

普通の女の子だったら

イケメンさんに壁ドン紛いなことを

されてるのは嬉しい状況かもしれないが……

この状況において

私にとっては恐怖でしかなかった

な、何者と、とは、?

保科宗四郎

言葉通りや〜。

保科宗四郎

というか、……どう考えても怪しいやろ。記憶喪失とか

保科宗四郎

亜白さんは騙されやすいからなぁ

保科宗四郎

なぁ、どうなん?

き、記憶がないのはホントです

保科宗四郎

へぇー?そうなん

全く信じていない顔だ

保科宗四郎

お面して顔を隠してんのも怪しいしなぁ

彼はジリジリと近寄ってくる

……てか近い近い近い!

あの!

保科宗四郎

なんや?

まずは離れて頂けませんか!?

そういうと

彼は面を食らったような顔をしてから

クスクス笑い始める

保科宗四郎

ふっwははっ。なんやねん

保科宗四郎

問い詰められてから出る言葉が近いってw

そんなに面白かったのだろうか……

保科宗四郎

はぁーまぁええわ。

そういうと彼は笑みを消してから

保科宗四郎

変なこと起こしたら……

保科宗四郎

覚悟しいや

そんな彼の冷たい殺意に一瞬息を飲む

保科宗四郎

まだ仮面は取らんといてやるわ

そういうとまた笑みを戻し

保科宗四郎

ほんならこれからよろしくな

そんな彼の変わりように私は

……美しい花には刺があるって

ほんとだなぁ

そう思うのだった

死にゆく花に愛を添えて…

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