/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
新学期になった
学校はいつもどうり、でも一つだけ変わったことがある
先生
転校してきた山岡 怜君だ
先生
みんな仲良くしてあげてね
山岡 怜
よろしくお願いします…
星 琉斗
……女子
当たり前のことだった。
転校してきたら少し皆に無視される
山岡 怜
……
山岡 怜
ハァ
星 琉斗
ねぇ怜くん
山岡 怜
は、はい！
星 琉斗
……
星 琉斗
友達になろうよ！
山岡 怜
え……
星 琉斗
いい？
山岡 怜
は、はい！
星 琉斗
じゃあルールで
星 琉斗
普通に喋りなよ！
山岡 怜
う、うん！
星 琉斗
これからずっと友達ね！
山岡 怜
うん！
それから数日たった
お腹が普通じゃないほど痛かったので病院に行った
看護師
ガンですね…
星 琉斗
え？
看護師
寿命1ヶ月です
星 琉斗
……
山岡 怜
どうしたの？元気ないじゃん
星 琉斗
れ、怜
山岡 怜
なに？
星 琉斗
友達やめよ
山岡 怜
え、
山岡 怜
な、なんで！
星 琉斗
いいから！やめよ！
山岡 怜
な……
山岡 怜
……
山岡 怜
わかったよ…
女子
怜ー
山岡 怜
？
女子
こっちで遊ぼー
山岡 怜
う、うん…
それは俺の心にとても悔しいことだった
こうするしかなかったのだ
ガンのこと言うと…
怜が悲しむ…
１ヶ月たつ前の日だった
山岡 怜
ねぇ
星 琉斗
……
山岡 怜
無視しないでよ
ﾌﾗｯ
山岡 怜
え？
ﾊﾞﾀﾞｯ
山岡 怜
りゅ、琉斗！
俺はそこから記憶がなかった
目を覚ましたら、怜がこっちを涙目で見てた
星 琉斗
う……
山岡 怜
琉斗！
星 琉斗
いてて…
山岡 怜
大丈夫？
星 琉斗
う、うん
山岡 怜
いきなり倒れたからビックリしたよ…
星 琉斗
……
星 琉斗
言わなきゃいけないことがあるんだ
俺は全てを言った、
怜は口を開けて話を聞いてた
話が終わると
怜は大泣きした
それを見た俺は、悔しかった
山岡 怜
なんで……
星 琉斗
ごめん
山岡 怜
やだよ！
山岡 怜
死なせない！
星 琉斗
無理なんだよ……
星 琉斗
もう、いいんだ、
星 琉斗
友達が出来た、それでもういいんだ
山岡 怜
っつ…………
怜が大きな声で泣いた
皆がどんどん集まってきた
おれと怜は抱き合って怜が泣き止むのをまった
俺は涙を堪えて心の中で泣いた
星 琉斗
ごめん
山岡 怜
うぅ……
星 琉斗
最後にさ
山岡 怜
うん
俺は小さな声で怜の耳元でこういった
星 琉斗
好きだよ
山岡 怜
え……？
怜は泣き止んだ…
そして、次の日、もう病院で寝てた
もう意識が遠くなっていってる
そのとき
ガラッ
山岡 怜
琉斗！
星 琉斗
れ……ん
死ぬ瞬間怜はこういった
山岡 怜
私も好きだよ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
