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2038年6月27日
瑛治
瑛治
下駄箱を見ると、もう陽と陽人は来ていたみたいだった。
瑛治
瑛治
階段を上がって、教室に入ったけど、
僕は…
衝撃的な光景を見た。
陽と陽人が、
僕の机に何かを書いていた。
遠目からでも分かる。
悪口だ。
瑛治
瑛治
瑛治
瑛治
瑛治
陽
陽人
2人は、昨日までの2人ではなかった。
昨日まで、ほとんど学校で一緒にいて、
ずっと笑いながら話して……
頭の中が、真っ白になった。
陽人
陽人
瑛治
瑛治
陽
陽人
陽
陽
陽
陽
瑛治
陽
陽
瑛治
瑛治
陽
陽
陽人
陽人
陽人
陽人
瑛治
瑛治
陽人
陽人
陽人
陽人
陽人
陽人
陽
陽
陽
陽
陽人
陽人
陽人
もう僕は、下を向くしかなかった。
すると、
僕の右手が、ある手に握られた。
顔をあげると、
るいだった。
瑛治
瑛治
るいは、目で合図して、思いっきり僕の手を引っ張って、
あの川岸まで連れていった。
瑛治
瑛治
瑛治
るい
るい
るい
瑛治
瑛治
るい
瑛治
るい
るい
るい
るい
瑛治
瑛治
るい
るい
るい
瑛治
るい
瑛治
瑛治
るい
僕たちは、これからの僕たちの人生を話した。
誰にも……
邪魔されない場所……か……
とりあえず、僕は、家に帰ることにした。
怖いけど、
学校をやめることを言うために。
瑛治
光理
光理
光理
光理
瑛治
光理
瑛治
瑛治
光理
玄関のドアが開く音がした。
有紀
光理
有紀
光理
光理
有紀
有紀
有紀
瑛治
瑛治
有紀
有紀
怖い…
でも…
ちゃんと言わないと…
瑛治
瑛治
光理
瑛治
瑛治
有紀
有紀
有紀
瑛治
有紀
有紀
有紀
光理
光理
有紀
有紀
僕は、
静かに、
この家から出ていった。
るい…
一緒に……
どこか遠いところに……
ふらふらした足で、
向かった先。
そこは、古い扉の前。
Robot World
もう、何回も来た。
たくさんの友だちがいる場所。
僕の
大切な居場所。
そして今日も、その扉を開ける。
もう夜なのに、Robot Worldの世界は明るかった。
Aー1436
Aー1436
瑛治
瑛治
Aー1436
瑛治
Aー1436
Aー1436
Aー1436
Aー1436は、僕の状況を察したらしい。
Aー1436は、誰かを連れて僕のところまで戻ってきた。
Cー8450だった。
Aー1436
瑛治
Cー8450は、頷いて、
僕に目を向けて奥の方に移動していった。
Aー1436
その声を背に、
僕はCー8450を追いかけた。
Cー8450の家は、
普通の真っ白な一軒家で、ドアは自動に開いた。
ベッドのような、テーブルのようなものだけが置いてある。
瑛治
Cー8450は、そのベッドのようなテーブルのような物を指して、
ここで寝るように促した。
瑛治
Cー8450
瑛治
瑛治
Cー8450
Cー8450
瑛治
瑛治
Cー8450
Cー8450
Cー8450
Cー8450
Cー8450
Cー8450
Cー8450
瑛治
瑛治
瑛治
瑛治
瑛治
瑛治
瑛治
瑛治
瑛治
瑛治
Cー8450
Cー8450
瑛治
僕は、一瞬だけ言葉を失った。
Cー8450の、人間のときの顔が見えた気がしたからだ。
そして、見えないはずの、涙が見えた。
君もだったんだね…
君も…僕と同じ思いを繰り返して…
瑛治
瑛治
Cー8450
Cー8450
瑛治
瑛治
Cー8450
Cー8450
瑛治
僕が手を差し出すと、
Cー8450の手が、僕の手を優しく握った。
瑛治
瑛治
Cー8450
目を瞑ると、
何かがかけられる感触がした。
少しだけ目を開けると、
布団の代わりに、
テーブルクロスをかけられたようだ。
ありがとね。
Cー8450。
僕は、ゆっくりと眠りの世界に入っていった。
来夢
来夢
来夢
来夢
来夢
来夢
来夢
来夢
来夢
来夢
来夢
コメント
3件
【来夢姉さんへ】 (*´ω`*)ヨキカナヨキカナ
虫が苦手の可愛い系男子の瑛治君✨
瑛治君…虫嫌いなんだ…