れい
れい
れい
その瞬間、鼓動が一気に速くなる。
レイ
レイ
火薬に入り混じる爛れた死体の匂い。
レイ
レイ
一際大きな爆発音が聞こえ、目の前が フラッシュバックする。
手に冷たい感覚がする。
レイ
自分の手に握られていたものを 反射的に離す。
地面に転がったのは、 黒く固まった血で染まったナイフ。
レイ
レイは力なく後ろに後ずさる。
レイ
レイ
レイ
レイはベッドから飛び起きた。
背中がじっとりと汗ばんでいる。
レイ
レイ
トントン
グルッペン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
トントン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
辺り一面が紅く染まった大地に、 白いワンピースを着た白銀の髪の 少女が1人立っていた。
その少女以外に、人影はない。
ただ、少女の周りには死体が 積み上がっており、その死体は全て "軍服を着ていた"。
グルッペン
グルッペン
グルッペンは少女に声を掛ける。
グルッペン
グルッペン
レイ
その少女が着ているワンピースは、 元の色が分からないくらいに血で 真っ赤に染まり、シミとなっていた。
振り向いた少女は光の入っていない 目でグルッペンを目視すると、 言った。
レイ
レイ
「私を軍隊に、 入れてください。」
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
バタバタバタ………
グルッペン
レイ
グルッペン
レイ
レイ
レイ
グルッペン
グルッペン
レイ
会話はそこで続かなくなる。
レイ
グルッペン
レイが小走りで寮に帰っていく。
グルッペン
グルッペン
1人になったグルッペンは、静かに 呟いた。
トントン
グルッペン
グルッペン
トントン
コンコン
総統室の扉がノックされる。
シャオロン
シャオロン
トントン
バタン
シャオロン
シャオロンは重いこの空気を察して いた。
グルッペン
シャオロン
シャオロンは口を尖らせる。
グルッペン
シャオロン
シャオロン
グルッペン
グルッペンは口元に笑みを浮かべた。
れい
れい
れい
れい
れい
れい
コメント
2件
続き楽しみです!