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犬国
ぐりんぴーす
犬国
犬国
ぐりんぴーす
ぐりんぴーす
犬国
ぐりんぴーす
犬国
犬国
ぐりんぴーす
犬国
るぅと
るぅと
るぅとくんはすぐに気づいた
ころちゃんが死んだのは数分前だと
ころちゃんを助けたい
その気持ちから捨てた運動神経があれば
使い方すら忘れた羽が動けば
絶対に助かっていました
るぅとくんは医学を学んでいく中で
一番最初にいらないと捨てていた
運動神経、飛び方
それによって
大切な人を無くしてしまったのです
るぅと
るぅと
るぅと
彼は狂った欲に笑いました
彼はその瞬間思い出しました
参考書に頼っていた時に見つけた狂った魔術
死者蘇生魔術を
るぅと
それは地獄で書かれた本でした
るぅと
るぅと
一、死後1週間であること
一、そのものを心より愛している者が使用すること
一、そのものを生き返らせるためなら自分を犠牲にできること
るぅと
るぅと
るぅと
でもそもそも習得が難しいのです
並大抵の天使じゃ習得は出来ません
そして何より大きなデメリットが1つ
これを使用したものには
大きな厄災が起きる
まずこの魔術がどういうものなのか
それは死者の呼び戻した魂を
予め用意した器に呼び戻すというものでした
彼は一応のため器を用意しておきました
るぅと
るぅと
るぅと
この時は思ってもいなかった
この魔術を使うなんて…
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
彼は悩んだ後に
死体を誰にもみられないように持ち出しました
彼は本当はこの魔術を使いたくありませんでした
病弱な天使が苦しんで死んでも
それは救ったとは言えません
そして医術を習うものは
死者蘇生が禁忌だと習います
でもこうなったものは仕方ない
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
彼は器の用意したところで呪文を唱えます
るぅと
呪文を唱え終わると
器は光り輝きました
そして光が引くと
その器がゆっくりとこちらを向きました
ころん
そう言いました
るぅと
そう思う暇もなく
彼に厄災が降り注ぎました
厄災の正体それは
精神汚染でした
るぅと
るぅと
ころん
天使は落ちぶれました
目は紫 理性を保てないほどの厄災 髪は白から黄色に染まりました
彼は儀式で使うナイフを持ち嘲笑いました
モウスベテドウナッテモイイ
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