10あったので続き書きます☆
今回は大翔目線です!
俺は、伊吹大翔(イブキヒロト)
高2だ
俺には、大切な友達がいる
それが華那だ
中2の頃にあって、今では話すのも当たり前な関係だ
大翔
確か、中2の一学期だったかな
~中2の頃~
大翔
ふー、ここの風って、気持ちーよなぁ
大翔
こうやって、静かに座ってるのも、いいもんだ
ガサッ、ガサッ
大翔
ん?誰かいるのか?
華那
あ、ごめんなさい!
華那
ビックリしちゃいましたか?
大翔
べ、別にしてないけど
華那
そうですか、よかった
華那
あ、あの、お名前聞いても、いいですか?
大翔
うん
大翔
俺は伊吹大翔、中2だよ
華那
わ、私も中2です!
中2のわりには結構大人っぽいというか、その頃の華那は、今とは全く違っていて、大人しい子だった
大翔
へー、偶然だね
華那
は、はい!
大翔
あ、同い年なんだし、敬語じゃなくてもいいよ
華那
わかった、じゃあ、こうやって話すね
大翔
おぅ
大翔
ところで、学校どこ?
華那
わ、私、学校通ってないの
大翔
そう、か
さっきまでとは違う、暗い顔に、俺はビックリした
華那
アハ、ご、ごめんね、初めて会うのにこんな暗い感じになっちゃって
大翔
お、俺は、大丈夫だよ
華那
華那
ありがと
華那
大翔くんは、学校、行かないの?
大翔
行くよ、ただ、ここにいる方がいいんだよ
華那
そっか
大翔
華那は何しに来たの?
華那
私は、本読みに来たんだ
俺たちは、こんな他愛もない会話をしながら、楽しく過ごしていた
華那と話していると、時間を忘れて話し込んでしまう
初めてあったはずなのに、親にも話せないことを話してしまう
そんな華那といると、とても落ち着いた
それから俺は、華那に会いたくて、毎日そこに向かった
学校なんてどうでもいい
それくらい華那と一緒にいたかった
華那
もー大翔くん、また学校抜け出して来て!
大翔
い、いいだろ、俺は華那といたいんだから
華那
んーもぅ、そんなんじゃ学校通ってる意味ないでしょ!
華那
少しは勉強しに行きなさい
華那
不良だと思われるよ?
大翔
えー、それはやだ
華那
でしょ?
華那
だから、ね?
大翔
わかった、勉強するよ
大翔
そのかわり
華那
?
大翔
連絡先、交換して
華那
え、いいの?
大翔
華那がいいなら
華那
じゃあ
俺らは、それからとても仲が良くなった
華那は意外と面白くて、あの大人しい感じが嘘のように思うこともあった
ま、それが今の華那
今の華那を初めて見た時は、ホントに華那?
って言う会話を、何十回もした
そしてある日のこと、とてもいい知らせが届いた
はいっ!
今回はここでおわります!
次は👍30で作ります☆