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凛華
おかあさん!
凛華
幼稚園、行きたい!
木下弥子
うーん…
木下弥子
もう少し待っててね…
凛華
うん!
弥子さんは私に優しく接してくれた
子供の私もすっかり懐いてしまった
木下弥子
よーし!
木下弥子
じゃあお勉強しよっか!
凛華
うん!!
木下弥子
あなたの名前は?
凛華
なかもと、りんか!
木下弥子
うーん
木下弥子
きのした、りんか、だよ…
凛華
きのした?
木下弥子
そう、、、
凛華
なんで?
凛華
りんか、のお母さん、なかもと、りんこ、だよ?
木下弥子
そうだけど...
木下弥子
これからは「きのした」になるのよ!
凛華
...わかった…
木下弥子
じゃあもう1回聞くね
木下弥子
あなたのお名前は?
凛華
きのした?りんか
木下弥子
そー!!
木下弥子
よく出来たね〜
凛華
ありがとー!!
こうして私は木下凛華という仮の名を名乗ることになった
木下弥子
次は、紙に書いてみよっか!
凛華
うん!
凛華
き、の、し、た、り、ん、か!
木下弥子
すごいわね〜
木下弥子
えらいわ!
そして、私は平和な日々を過ごした。
それに...
本当の母はもう忘れかけていた
3年後...
私は小学生になった
とても平和で楽しい日々だった
凛華
お母さん!行ってきマース!
木下弥子
はーい!
木下弥子
気をつけるのよー!
凛華
うん!
私の隣の家には、大木里佳子ちゃんが住んでいた
凛華
あー!!里佳子ちゃん!
里佳子
あ!凛華!おはよー
凛華
おはよー!!
楽しい会話で登校時間はあっという間だった
私は校門を通り、左から9番目の下駄箱から上履きを取り出した
廊下を歩き、1-1と書かれたクラスに入る
凛華
みんなーおはよう!
クラスメイト
おはよ!
凛華
国語ある!!やったー!
こうやって小学6年間を過ごした
誰にも何も言われずに...
私が誘拐された子ということもみんな知らなかった
先生も、近所の人達も...
そして
私も...
でも、平和な日々は続かなかった
中学校、という地獄に陥ってしまった
そう、私は感じた…
最後まで読んでくれた皆様、ありがとうございます😊
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