/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
影霧界羅
本当に…小由良の事好き？
犬神
え…？何言って…
影霧界羅
本当に…小由良が好きなの？
犬神
…………そうだよ
影霧界羅
本気ならばいいけど…中途半端の気持だったら…
影霧界羅
許さないから
犬神
………あのさ…界羅ちゃん
影霧界羅
何
犬神
僕はさ、嘘は嫌いなんだ。
犬神
僕は、本気で小由良ちゃんが好きなんだよ
影霧界羅
………犬神……
犬神
ん？
影霧界羅
もし、小由良があんたを好きになって、あんたのお嫁になったら
影霧界羅
小由良はどうなんの？
犬神
え？
影霧界羅
あの子は、人間で犬神は妖怪。どっちで暮らすの？小由良の家族や、友達、会えなくなるんだよ？……それ覚悟で言ってるの？
影霧界羅
もしかして、何も考えてなかったわけ？
犬神
……………そうだね
影霧界羅
……………最低。
犬神
そうなるから、僕が人間界に行って、小由良ちゃんのそばに居るつもりだよ
真田小由良
…………え…。
影霧界羅
…………犬神…………あんた……
犬神
一目惚れだったんだよ。僕
犬神
この子なら、幸せにできるって。絶対にそばにいてあげれるって…
真田小由良
（………犬神）
犬神
だからつい、お嫁さんになってなんて言ったけど、本気だったんだよ。僕
影霧界羅
そっか…………
影霧界羅
安心した。案外しっかりしてるんだね
犬神
界羅ちゃん…
影霧界羅
あ、私オロチの所行くね
犬神
あ、うん
影霧界羅
小由良の所に行ってあげて
犬神
………うん！
真田小由良
（………界羅……）
ガラッ
犬神
…………小由良ちゃん…
真田小由良
…………犬神………
〜オロチの部屋〜
影霧界羅
オロチ〜
オロチ
何だ。
影霧界羅
今ちょっといい？
オロチ
構わん。
影霧界羅
…………あのさ…
オロチ
何だ……
影霧界羅
今までで、妖怪と人間が結ばれたことってあるの？
オロチ
……………いや……。
影霧界羅
え！？無いの！？
オロチ
私は聞いたこと無いな。
影霧界羅
そうなの？
オロチ
だが、昔一度だけだが、人間の女が妖怪に恋をしたということ聞いたことあるな。
影霧界羅
え………？それで………どうなったの？
オロチ
私が聞いたのは、その女は、恋に落ちた妖怪に振られ自分の身を投げただそうだ。
影霧界羅
そう………何だ……。
オロチ
何だ。
影霧界羅
え？
オロチ
娘は、誰かに恋してるのか？
影霧界羅
いや、私はしてないけど………
オロチ
…………………犬神か……。
影霧界羅
え！？何でわかったの！？
オロチ
行動から分かるだろ
影霧界羅
……………私は、遊びだと思ってた
オロチ
それは無いな
影霧界羅
……え！？
オロチ
あの男は嘘が大嫌いなんだ。わざわざ好きでもない女に媚び売ったりしないだろ
影霧界羅
…………そっか……。
オロチ
娘は、心配症なんだな。
影霧界羅
別に………
オロチ
そういうところ。いいと思うがな。
影霧界羅
……え！？
オロチ
……………私からも一つだけいいか？
影霧界羅
う、うん、何？
オロチ
人間界とはどういう所なんだ。
影霧界羅
とにかく凄い！
影霧界羅
私が住んでるのは、日本っていう国で、その中の、一番の中心地東京ってところでね〜
オロチ
うむ。
影霧界羅
大きな建物とか、お店とか、車とか……！
影霧界羅
も〜！とにかく説明できないほど凄いの！！
オロチ
そうなんだな。
オロチ
…………それで娘は。
影霧界羅
ん？
オロチ
人間の未成年は、学校と言うところに行って、勉強をするらしいな
オロチ
娘も、学校に行ってるのか？
影霧界羅
うん！楽しいよ！凄く！
オロチ
………いいのか……。
影霧界羅
…………うん……。仕方ないよ！大丈夫！小由良もいるんだしさ！
オロチ
…………………
影霧界羅
ごめんね！私もう行くね！
オロチ
あぁ。
〜部屋の前〜
真田小由良
〜〜〜
犬神
〜〜〜〜〜
影霧界羅
何か喋ってる……。
影霧界羅
邪魔しちゃ………悪いもんね
ガラッ
オロチ
何故戻って来た
影霧界羅
何か入りにくくて……。
オロチ
そうか。
影霧界羅
………………
オロチ
それならば、今日は私の部屋で寝ればいい
影霧界羅
はぁぁぁぁ〜！？犬神かよ！
オロチ
あの男と一緒にするな。
オロチ
私は、いやらしい意味で言っているわけではない。
オロチ
娘の気をきかせてやっているんだ。
影霧界羅
…………そう………。
影霧界羅
………………う〜ん………
オロチ
娘が決めろ
影霧界羅
………………………………………
影霧界羅
………………………………………
オロチ
どうした。黙り込んで。
影霧界羅
ごめん！
影霧界羅
今日小由良と、恋話するって約束したの！
オロチ
…………恋話？
影霧界羅
知らないの！？恋の話をするんだよ！
オロチ
面白そうだな。
影霧界羅
あ！オロチも来る？
オロチ
私も参加させてもらう。
影霧界羅
じゃ、けってーい
〜部屋〜
真田小由良
も〜！！うっるさーーい！！
ガラッ
真田小由良
………………………界羅
犬神
界羅ちゃん
影霧界羅
小由良！ごめんね！お話中…………って…。
影霧界羅
！？！？！？！？！？！？！？
真田小由良
な、何よ
犬神
あはは〜
オロチ
何だ娘。その首の赤いマー…
真田小由良
ぐゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎわー！！！！！！！！
犬神
小、小由良ちゃん！？
影霧界羅
こ、小由良………あんた………
犬神
オロチ！何小由良ちゃん見てんだ！
オロチ
見てない。その汚らわしいマークが、気になるだけだ。
犬神
これは、僕が、小由良ちゃんにキ…
真田小由良
ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜！！
影霧界羅
ちょっと…！ちょっと！話し合おう！
真田小由良
え…待っ
影霧界羅
恋話！
犬神
何何〜？僕も参加する〜！
真田小由良
なんでだよ！
オロチ
私も参加させてもらう。
影霧界羅
まずは、犬神と、小由良の関係を！
オロチ
どうなったんだ。
真田小由良
どうもなってなーい！！！
かなり長くなってしまってごめんなさいm(_ _)m
最後まで読んでくれありがとうございました(ㆁωㆁ*)
次回も読んでくれると嬉しいですʕ•̀ω•́ʔ✧
グッドボタン宜しくお願いします(^_^)/
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
