私は、小さい頃から喘息持ちで

発作をおこしてよく入院していた

いつもいつも苦しくて

こんなに苦しいならいっそ死にたい

そう思ってた

つばさに会うまでは…

私はつばさが好き

片想いだけど…笑

つばさのためなら生きたい

そう思えた

あれは、約１年くらい前

私は体育の授業中、軽い発作で保健室に運ばれた

クラスメイトで保健委員だったつばさが保健室まで連れてってくれた

なん、で…？

私がずっと無理してるってわかったの…？

今まで誰もわかってくれなかった

気管支喘息がどれだけ辛いか…

頑張って！ももなら大丈夫だよ！

その言葉が辛かった

頑張ってるのにって

大丈夫じゃないのにって

何度も何度も心の中で叫んだ

苦しいよ、助けて

なんで私がこんなめにって

無理しなきゃだめだった

迷惑かけるから

私の発作がでると

みんなに迷惑だから

ずっとずっと無理してきた

誰にも気づかれないように

1人で抱えて

平気だよって笑ってた

私はずっとずっと1人だった

だから、つばさの言葉がすごく嬉しかった

初めて、生きようって思えた。1人じゃないって

それから、つばさと話すことが多くなって

私はつばさのいろんなところに惹かれていって

いつのまにか好きになってた

伝えたいけど…

この関係が壊れちゃうのが怖い

でも、まぁ時間はあるし♪

きっと大丈夫

きっと…

ー次の日の朝ー

嘘ついた…

結構苦しい…

どうしよ…

よし、リビング行こ

ぜーぜー

うっ

苦しい…

あっ、視界がぼやけて…

これ、やばいかも…

バタッ

苦しいよ…

つばさ…

助けて…

私は気づいたら病院だった

バタバタバタッ

ガラガラ！！

私は悟った

もうだめなんだろうな…